道情報専門学校と情報教育連携　ＩＴへの興味高める　札幌龍谷学園高が協定調印

（学校 2018-03-01付）

握手を交わす関校長（左）と上山校長

　札幌龍谷学園高校（上山功夫校長）は二月二十二日、北海道情報専門学校（関信仁校長）と高専連携教育調印式を執り行った。道情報専門学校での調印式に出席した上山校長は「最先端の情報を得ながら、生徒たちが新しい戦力となっていければ」と期待を寄せた。

　この協定は、プログラミング教育などの先進的な教育改革に取り組む札幌龍谷学園高と、未来社会を見据え最先端の情報教育に取り組む道情報専門学校が連携することで、生徒が高校教育の段階から実践的かつ最新のＩＴ技術にふれ、ＩＴ分野への興味・関心を高めることがねらい。

　連携では、情報専門学校が講師を派遣し情報系授業を支援するほか、ｅラーニング使用権の無償提供や札幌龍谷学園高で道情報専門学校の説明会の開催などに取り組む。

　調印式には、札幌龍谷学園高の上山校長と橋本丈則教頭のほか、道情報専門学校の関校長らが出席。連携協定書にサインし、両校の連携を深めるとともにますますの発展を誓った。

　札幌龍谷学園高の上山校長は「現場と一体化したプログラミング教育を行っていきたい。最先端の情報を得ながら、生徒たちが新しい戦力となっていければ」と話した。

　道情報専門学校の関校長は「協定によって人材不足のＩＴ業界を目指す子が増えてくれれば」と期待した。

(学校 2018-03-01付)