札幌市立小・中が一斉に修了式　新年度への思い新たに

（市町村 2018-03-26付）

代表児童が新年度に向け抱負を述べた

　札幌市立小・中学校は二十三日、一斉に修了式を挙行した。各小・中学校の児童生徒は三学期を振り返るとともに、新年度に向けて思いを新たにした。

　うち、豊平小学校（川嶋英輝校長）では、約四百人の児童が出席した。

　はじめに、あいさつに立った川嶋校長は、成長するのが早い〝竹〟を例に挙げ「皆のことしの成長は竹と同じくらいか、竹よりも早い」と強調。「竹は節をつくることでしなやかさや強さを備えている。みんなも新しい学年に向かい、しっかりと節づくりをする春休みにしてほしい」と呼びかけた。

　続いて、児童代表として五年生二人が登壇。「よりよい学校にできるよう、そして誰もあこがれる六年生になれるように、たくさんのことにチャレンジしていきたい」「頼りにされる六年生になりたいと思う」などと進級への意気込みを述べた。

　このあと、離任式を行い、離任する教員や職員に向け、児童たちが別れの言葉を贈った。また、各教室で通知表が配られ、児童は三学期の成果を振り返った。

　小・中学校の一学期始業式は四月六日、幼稚園は四月九日を予定している。

(市町村 2018-03-26付)