帯広市特別支援学級設置学校長協会が本年度総会開く　新会長に稲田小・伊賀氏　インクルーシブ教育を推進

（関係団体 2018-04-13付）

伊賀校長が新会長としての抱負を語った

　【帯広発】帯広市特別支援学級設置学校長協会は十日、市職員会館で本年度総会を開いた。前年度の事業報告などを承認したほか、第四十三回道特別支援学級設置学校長協会経営研究会室蘭大会への参加などを盛り込んだ本年度事業計画を決定。役員改選では、新会長に稲田小学校の伊賀真美校長を選出した。

　冒頭、春山俊裕会長があいさつ。二十九年度の活動内容を報告した上で「特別支援教育にかかわっては、インクルーシブ教育システムの構築など、きめ細やかな指導が今後一層求められる」と強調。「引き続き、我々一人ひとりが学ぶ姿勢をもって活動を進めていきたい」と呼びかけた。

　議事に移り、事務局が二十九年度事業、会計決算、会計監査について報告し、全員一致で承認した。

　引き続き、本年度の事業計画案を審議。第四十三回道特別支援学級設置学校長協会経営研究会室蘭大会への参加を盛り込んだほか、道特別支援学級設置学校長協会、帯広市特別支援教育研究会、管内特別支援連携協議会および十勝子ども発達支援部会との連携を一層強化していくことなどを決めた。

　つぎに、本年度の会計予算案について協議したあと、役員改選を行い、新会長に稲田小の伊賀校長を選出。伊賀新会長は、特別支援教育について「インクルーシブ教育の推進や共生社会を形成していくことが大切」とした上で「市の子どもたちのために力を尽くしたい」と抱負を述べた。

　本年度役員はつぎのとおり。

　　　　　　　＝敬称略＝

▽会長＝伊賀真美（稲田小・新）

▽副会長＝能戸貴英（帯広第八中）、澤田靖（花園小・新）

▽事務局長＝野上泰宏（つつじが丘小・新）

▽会計＝和田尚史（大正小・新）

▽監査＝春山俊裕（西陵中・新）、高原茂雄（北栄小）

(関係団体 2018-04-13付)