早くグラウンドで遊んで　建設会社が雪割りボランティア―津別町津別小

（学校 2018-04-25付）

重機と手作業で丁寧に雪山を崩していった

　【網走発】津別町立津別小学校（平山拓寿校長）で十六日、地元建設会社の津別建設〓による雪割りボランティアが行われた。社員八人が参加し、子どもたちが早くグラウンドを使用できるよう、重機や手作業で周辺の雪山を崩した。

　この取組は、社会貢献活動の一環として二十七年度から行っているもの。初年度は例年にない大雪で、四月に入ってからも学校のグラウンドや体育館の周りには大量の雪が解けずに残っていた。それを知った同社が、子どもたちが一日でも早く遊べるようにと、雪割り作業を行うこととした。

　当日は、同社の社員八人が参加し、作業を開始。手作業やバックホー二台を使ってグラウンドに残る雪山を崩し、雪解けを促した。

　同社の山﨑隆取締役土木部長は「早くグラウンドを使ってもらえるよう、今後も恒例行事として続けていきたい」と話していた。

(学校 2018-04-25付)