星槎国際高で入学式挙行　５６人が学校生活スタート　前田校長「伝統継承しつつ新風を」

（学校 2018-05-01付）

　学校法人国際学園が運営する広域通信制の星槎国際高校（前田豊校長）の札幌学習センターと札幌北学習センターは四月二十六日、三十年度入学式を挙行した。五十六人の新入生が期待を膨らませ、学校生活をスタートした。在校生・保護者・来賓・教職員合わせておよそ二百人が新入生を祝福した。

　本年度は札幌学習センターに四十七人、ＪＲ札幌駅近郊にある札幌北学習センターに九人の計五十六人が入学。このうち札幌学習センターの通学コースに四十四人、通信コースに一人、札幌北学習センターの通学コースに八人、専攻科に一人が在籍する。

　星槎札幌もみじキャンパスで行われた入学式では、星槎の歌斉唱、入学許可に続き、前田校長が式辞。五十三人の新入生と三人の専攻科生に対し「皆さんは星槎国際高創立二十周年の節目に当たる記念すべき入学生」と歓迎し「よき伝統を継承しつつ、新風を送り込んでほしい」と激励した。

　また、学校生活において「あいさつ」「高校生への挑戦」「笑顔あふれる言動」の三つのお願いを挙げ「星槎での生活が心身の成長を促し、進路実現のよき学びの場となり、記憶に残る青春時代になることを願う」と期待した。

　在校生代表の歓迎の言葉に続き、新入生代表の坂本佳奈さんが誓いの言葉を。これから始まる高校生活に向けて「意欲的に学習に取り組み、分からないことをなくし、積極的に人とかかわり心を鍛え、多くのことを学びたい。また、星槎の三つの約束を守り、充実した高校生活を送ることを誓います」と力強く抱負を述べた。

　なお、星槎もみじ中学校の入学式は四月七日に行われた。式では十五人の新入生が、勉強や部活動、新しい友達づくりへの希望を胸に三年間の学校生活をスタートさせた。

(学校 2018-05-01付)