どさん子元気アップチャレンジ 単縄跳びなど5事業 道教委が一部リニューアル
(道・道教委 2018-06-15付)

 道教委は本年度、手軽な運動を通して運動に親しみ、体力向上を図るどさん子元気アップチャレンジを一部リニューアルして実施する。短縄跳び全道大会、DOSANKO中学生ダンスムービーコンテスト、一校一実践で元気いっぱい!フォトコンテストなど五事業を計画。短縄跳び全道大会では、一定期間における最高記録の差をアップ記録として競うなわとびアップを新たに実施するほか、ダンスムービーコンテストでは、指定音源を使い学校生活の場面で取り組む動画を募集するチョコ・ダン部門を新設。これらの取組を通して、オール北海道で児童生徒の運動機会の創出を図っていく。

 道教委は、子どもたちが運動に親しみ、楽しく運動を行う態度の育成や体力の向上を図るため、二十二年度からどさん子元気アップチャレンジ事業を開始。学校・家庭・地域など、オール北海道で子どもの運動機会を創出し、体力づくりを進める機運の向上を図っている。

 本年度実施する事業は、①短縄跳び全道大会②DOSANKO中学生ダンスムービーコンテスト③一校一実践で元気いっぱい!フォトコンテスト④管内どさん子元気アップチャレンジ⑤地域で元気アップ!―の五事業。

 ①では、小学生を対象に、ステージ1(六~七月)とステージ2(十~十二月)における九十秒間の跳躍回数の最高記録の差をアップ記録として競うなわとびアップを新たに実施。運動が苦手な子どもにも、成長の喜びを実感してもらう機会を提供する。

 小・中学生を対象に、制限時間内で跳躍回数を競う従来のなわとびトライは、学校部門、家庭・地域等部門の二部門で実施。学校部門は六月十八日~九月二十八日の前期、十月十五日~三十一年二月八日の後期で行い、家庭・地域等部門は、七月十七日~八月三十一日の一期、十二月二十日~三十一年一月三十一日の二期に分けて行う。

 いずれも、申告された記録を道教委Webページに掲載。各学年の上位入賞者に認定証を授与する。

 ②では、従来のコンテストをフリーダンス部門と位置付け、新たにチョコ・ダン部門を創設。道教委が指定した音源を活用して体育授業、学校行事など学校生活の場面で取り組んだダンスムービーを募集する

 対象は中学生で、八月一日から来年一月十八日にかけて募集する。優良作品を道教委Webページで紹介するほか、応募チームに認定証を授与。また、学校の希望に応じ、手軽に取り組めるダンス(チョコ・ダン)として動画配信サイトYoutubeで配信する予定。

 ③では、各学校で実施している一校一実践など創意工夫ある体力向上の取組の様子を撮った写真を募集する。対象は小・中学校など、応募期間は十~十二月。

 ④は、各教育局ごとに、管内の特性や状況を踏まえた独自の体力向上の取組を展開。今月から来年二月にかけて実施する。

 ⑤では、各地における運動、スポーツの取組を広く紹介するほか、どさん子体力アップ強調月間賛同団体のプロスポーツクラブ、企業などと連携を図った取組を推進する。

(道・道教委 2018-06-15付)

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