第１４期道生涯学習審議会　潤いあるふるさとを　人材育成など目指し初会合

（道・道教委 2018-10-09付）

開会あいさつに立つ武田会長

　第十四期道生涯学習審議会の初会合が四日、札幌市内のかでる２・７で開かれた。事務局が三十・三十一年度における新たな審議テーマ案を示し、内容などを検討した。

　道生涯学習審議会は、条例に基づき平成三年に設置された道教委の附属機関。生涯学習に資する施策の総合的な推進に関する重要事項を調査、審議している。

　議事に入り、新会長に武田亘明委員（札幌市立大学准教授）、副会長に三上直之委員（北海道大学高等教育推進機構准教授）を選出。センター部会委員も決めた。

　つぎに、三十・三十一年度における第十四期審議のテーマ案「持続可能な潤いあるふるさとづくりの支え手、担い手の育成を進める生涯学習の推進」について事務局が説明。審議のポイントとして「地域の中で学びを生かす仕組みや課題に取り組む団体活動の推進方策を探る」「子どもたちの体験活動や学び（親子での学びを含む）を支える人材の育成方策を探る」「地域の良さや課題に対応した学習活動を推進し、課題解決の担い手や学び手を促進する人材の育成方策を探る」を示した。

　次回審議会は十一月中旬に開催する予定。引き続き、テーマ案について審議していく。

　第十四期委員はつぎのとおり（敬称略、任期３０年６月１日～３２年５月３１日）。

▼池部彰（南富良野町長）

▼大熊久美子（北海道食の自給ネットワーク事務局長）

▼大原裕介（ゆうゆう理事長）

▼加賀千登世（プランナー、コピーライター）

▼楠幸恵（札幌市生涯学習センター事業課長、視聴覚センター所長）―センター部会

▼久保純一（公募委員）

▼菅原浩信（北海学園大学教授）

▼武田宣明（札幌市立大学准教授）―会長

▼中谷通恵（お助けネット代表）

▼日浅尚子（㈱北海道新聞社常勤監査役）―センター部会

▼松山和子（公募委員）

▼三上直之（北海道大学高等教育推進機構准教授）―副会長、センター部会

▼藪和幸（旭川市立青雲小学校長）―センター部会

▼吉岡宏高（札幌国際大学教授）―センター部会

▼渡邉祐美子（千歳北陽高校長）

(道・道教委 2018-10-09付)