建設業への理解深める　余市町大川小児童が現場見学会参加

（学校 2018-10-11付）

　【小樽発】余市町立大川小学校（小林稔史校長）は九月上旬、(株)横河ブリッジ（千葉）が町内で施工している「一般国道５号余市町登川大橋Ｂ橋上部工事」の現場見学会に参加した。児童は、高所作業車の乗車と橋梁のボルトの締め付けなどを体験。参加した児童の一人は「将来、建設業で働きたい」と話すなど建設業の魅力を肌で感じていた。

　町内で開発局小樽開発建設部発注の「５号余市町登川大橋Ｂ橋上部工事」を施工している横河ブリッジは、地域の小学生に、これから地元に長く残る建設中の道路の姿を通して社会資本への興味・関心をもってもらうことを目的に現場見学会を開催することとし、同校の四年生四十人を招いた。

　はじめに小樽道路事務所で、建設中の倶知安余市道路事業を紹介し、周知などを行うプロジェクトチーム「たるどう・ファイブ」が解説。事業の目的などを分かりやすく説明した。

　続いて、横河ブリッジの担当者が「５号余市町登川大橋Ｂ橋」の工事概要などを解説。

　そのあと、二クラスに分かれて、高所作業車の乗車と橋梁のボルト締付けなどを体験した。

　見学会について、参加した児童の一人は「高所作業車に乗ってまちの景色が見られて楽しかった」、別の児童は「ボルト締めの機械が重かった。将来、建設業で働きたい」と話すなど、建設業の仕事に関心を示していた。

(学校 2018-10-11付)