道路維持機械見学会に参加―網走西小と網走南小　除雪の大切さを実感！　路面清掃車など試乗

（学校 2018-10-12付）

維持除雪機械を真剣な表情で見学した

　【網走発】網走市立西小学校（平野真奈美校長）と網走市立南小学校（佐藤雅美校長）の一年生は三日、開発局網走開発建設部網走道路事務所主催の道路維持機械の見学会に参加した。ロータリー除雪車や路面清掃車などの大きな機械に試乗し、児童たちは大喜び。各機械の特徴をメモするなど、維持除雪業の大切さを学んだ。

　道路維持除雪機械の見学会は、同事務所が児童に安全・安心な交通確保に必要な道路維持除雪作業への理解と関心を深めてもらおうと、社会学習の一環として毎年行われているもの。

　当日は、道路パトロールカー、ロータリー除雪車、除雪ドーザなど計六台の維持除雪機械を用意。午前の部では西小の一年生二十七人、午後の部では南小の一年生四十四人が参加した。

　午前の部では、見学会に先立ち、網走道路事務所の大江祐一計画課長が各車両の名称や用途について説明。このあと、児童たちは各車両に移動し、試乗体験をしたほか、各車両の特徴や詳細な用途についてメモするなどしていた。

　網走道路事務所の川岸公文所長は「維持除雪機械に試乗できるのは貴重な体験。維持除雪の大切さを少しでも理解し、関心を深めてもらえれば」と話していた。

　見学会では、道路維持機械の運搬・試乗の誘導や補助に、網走道路工事安全協議会の(株)そうけん（網走、中村圭社長）、(株)丸七高橋組（斜里、髙橋一成社長）、斜里建設工業(株)（斜里、土田好起社長）の三社が協力した。

(学校 2018-10-12付)