２４日皮切りに４地区で　SCRUM圏域別連絡協議会―道教委

（道・道教委 2018-10-22付）

　道教委は、本年度「教科等の本質的な学びを踏まえた主体的・対話的で深い学び（アクティブ・ラーニング）の視点からの学習・指導方法の改善のための実践研究（ＳＣＲＵＭ）」における「圏域別指定校連絡協議会」を道央、道南、道北、道東の四圏域ごとに開催する。皮切りとなる道東ブロックでは、二十四日に拠点校の帯広柏葉高校で開催。講演や研究協議、サポート校による実践報告などを行う。当日発表する各サポート校の取組内容については、ほかの圏域でも閲覧できるよう動画配信サイトＹｏｕＴｕｂｅにアップし、成果の普及を図る。

　ＳＣＲＵＭは、文部科学省の委託を受けて道教委が実施する事業。主体的・対話的で深い学びの視点からの学習・指導方法の改善やカリュキュラム・マネジメントの推進などに取り組むとともに、その成果を普及し、新学習指導要領の周知・徹底を図る。

　本年度は、拠点校として道央、道南、道北、道東の四圏域ごとに、夕張高校、静内高校、遠別農業高校、帯広柏葉高の四校を指定した。

　圏域別指定校連絡協議会は、事業に関する拠点校の校内研修や講演会を公開し、ほかの圏域校と情報の共有化を図ることをねらいに道央、道南、道北、道東の四圏域ごとに開催するもの。各研究拠点校を会場に研究協議や講演などを行う。

　皮切りとなる道東ブロック会場は、二十四日に拠点校の帯広柏葉高で開催。教育課程研究指定校事業と関連付けて、遠隔システムを活用した国立教育政策研究所教育課程調査官による講演の視聴や、研究協議、サポート校による実践報告などを実施する。

　また、圏域別指定校連絡協議会において発表された各サポート校の取組内容については、他の圏域でも閲覧できるよう動画配信サイトＹｏｕＴｕｂｅにアップし、成果の普及を図ることとしている。

(道・道教委 2018-10-22付)