活動充実に向け交流 学校協働活動推進協等―道教委・道 道央会場
(道・道教委 2018-10-23付)

地域学校協働コーディネーター等協
90人が参加し、活動の充実に向け、説明や講義を通して理解を深めた

 道教委と道は十七日、道庁別館で第二回道地域学校協働活動推進協議会兼コーディネーター等協議会(道央会場)を開いた。石狩教育局と石狩振興局保健環境部が主管。学校運営協議会委員やコーディネーター、教職員、PTAなど約九十人が参加。説明や講義などを通じて、地域学校協働活動の充実に向けて理解を深めた。

 専門的な演習や講義によって、コミュニティ・スクール(CS)および地域学校協働活動を推進する人材の資質向上を図るとともに、他市町村との情報交流を通して、地域学校協働活動などの一層の充実を図ることを目的としている。

 冒頭、石狩振興局保健環境部の藤田肇和社会福祉課主幹があいさつ。新・放課後子ども総合プランの内容にふれ、「効果的な地域ぐるみの推進体制の整備が重要」と地域が一丸となって連携することの大切さを訴えた。また、「地域の未来を担う子どもたちに必要な資質・能力を一層確実に育成していただきたい」と述べ、取組の充実を求めた。

 協議に移り、道教委義務教育課の石田貴宏主査が「一体型・連携型の放課後児童クラブ、放課後子供教室について」解説した。新・放課後子ども総合プランについて、「地域学校協働活動との連携」「来所・帰宅時における児童の安全確保」「特別な配慮を必要とする児童への対応」が追加されたことを説明。また、知内町や根室市、新冠町の取組事例を紹介した。

 続いて、砂川市教委の谷口昭博社会教育課課長補佐が「砂川市における放課後子供教室の取組について」事例発表を行った。

 このあと、道保健福祉部子ども子育て支援課の嘉多山裕史主査が「子どもの貧困の状況および北海道の対策について」講義。

 午後からは、選択研修Ⅰ・Ⅱと並行してコーディネーター等協議会を行った。

(道・道教委 2018-10-23付)

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