【平成３１年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道教育地図研究会　永宮愼也会長

（関係団体 2019-01-10付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。また、皆様には、平素より本会の諸活動に対しまして温かいご理解とご支援をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。

　昨年は、十勝帯広支部の主管で、全道研究大会を開催しました。北海道命名百五十年という節目の大会でもあり、当日は総会とともに、帯広・音更に残る松浦武四郎の足跡をたどったり、乳製品の工場やばんえい競馬場の見学をしたりするなど、大変有意義なフィールドワークを行いました。

　今後も引き続き、本道における地図指導に関する研究を深め、教育の質の向上に資することを目的に、以下の三つの主要な活動と事業を行います。本年も変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

【フィールドワーク】

　社会科教師としての資質向上を図るため、現場を直接観察し、調査等を行います。本年度は、十勝方面や札幌市内において地形と産業・まちづくりの特色について学び、見識を深めることができました。

【児童生徒社会研究作品展】

　本年度で第三十九回を迎えた本作品展は、札幌市内のかでる２・７を会場に十一月十七・十八日の二日間開催しました。七百九十人の児童生徒の研究活動を発表することができました。

【授業研究会】

　社会科を中心にした地図を活用した授業の在り方や地図帳の効果的な利用の仕方を研究しています。昨年度は、七月に札幌市立平岡緑中学校一年生、二月には札幌市立澄川小学校四年生が授業公開を行いました。

▼新年の事業計画

▽フィールドワーク

・期日＝８、１１月（巡検地未定）

▽児童生徒社会研究作品展

・期日＝１１月３～４日（かでる２・７）

▽授業研究会

・期日＝２月８日（札幌市立澄川小学校）、２月１８日（市立札幌開成中等教育学校）

▼事務局＝札幌市立上野幌東小学校（幹事長―青柳吉乗教頭）

(関係団体 2019-01-10付)