【平成３１年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道視聴覚教育連盟　小笠原康友会長

（関係団体 2019-01-10付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。皆様には、日ごろより本連盟の活動に対しまして、深いご理解と温かいご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。

　本連盟は、これまで全道各地の研究団体の協力のもと、研究を進めてまいりました。最近では、平成二十五年度の旭川市での全国大会より、放送教育の皆様と合同で研究大会を行っております。昨年も、江別市を会場として、第七十回道放送教育研究大会・第六十四回道視聴覚教育研究大会合同大会江別大会を開催し、放送番組やＩＣＴを効果的に活用した授業を提案し、大勢の教職員の参加を得て、多くの成果を上げることができました。

　さて、二〇二〇年、全面実施される新学習指導要領では、情報活用能力を「学習の基盤となる資質・能力」と位置付け，確実に身に付けさせることと、身に付けた情報活用能力を発揮して，各教科等における「主体的・対話的で深い学び」へとつなげていくことが明示されています。

　本連盟では、「主体的・対話的で深い学び」の視点からＩＣＴを効果的に活用した実践研究を継続しています。また、昨年度は、構成団体の札幌市視聴覚教育研究会において、プログラミング教育の公開授業も行いました。今後も先進的な取組を紹介していきます。　さらには、情報モラル教育の充実と校務の情報化を推進できる教師の育成も目指していきます。

　ことしも、放送教育の皆様と合同で全道大会を実施する予定となっております。

　本年も変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げ、年頭のごあいさつにさせていただきます。

▼事務局＝札幌市立厚別東小学校（事務局長―川端宏治校長）

(関係団体 2019-01-10付)