義務教育学校開校に向け準備委　初回検討委員会は４月予定　当別小・当別中統合で町教委

（市町村 2019-02-14付）

　当別町教委は三十一年度、当別小学校と当別中学校の統合による義務教育学校開校に向けて準備委員会を立ち上げる方針だ。四月に一回目の検討委員会を開く予定。教育課程や制服、九年間通しての校則などについて検討していくこととしている。

　町教委は二十六年四月に一貫教育推進係を設置し、義務教育学校について研究。文部科学省「小中一貫教育推進事業」（二十七～二十九年度）の協力市町村、道教委「小中連携、一貫教育実践事業」（二十六～二十八年度）の実践指定地域などとして研究に取り組んできた。

　二十七年三月に小中一貫教育に関する取組基本方針を策定。三十年八月に一体型義務教育学校設立基本構想を策定するなど、二〇二二年の開校に向けて取組を推進している。

　三十一年度は準備委員会を立ち上げる方針。一回目の検討委員会は、四月に行う予定となっている。

　構成員は、学校関係者やコミュニティ・スクール委員などで、地域の意見を反映させることとしている。

　委員会では、教育課程や校名、校章、校歌について協議する。また、専門性を高めるため部会ごとに教育課程や校則などの協議を進める予定。

　このほか、制服の導入の有無や、導入する場合の着用学年など、九年間を通した校則について検討することとしている。

(市町村 2019-02-14付)