文部科学大臣優良教職員表彰受賞　さらなる学校改善へ　倶知安小の梶野校長ら後志局を訪問

（学校 2019-02-15付）

表彰状と盾を手にする梶野校長（中央）と髙橋主幹教諭（右）。左は後志教育局の原局長

　【倶知安発】三十年度文部科学大臣優良教職員表彰（チーム表彰）を受賞した倶知安町立倶知安小学校の梶野祐樹校長と髙橋健悟主幹教諭が五日、後志教育局の原光宏局長を表敬訪問し、受賞を報告した。

　表彰は、全国の国公私立学校（大学、高等専門学校を除く）の現職の教育職員（校長等の管理職を除く）を対象に、学習指導や生徒指導などの分野で優れた成果を上げた教職員組織を表彰し、教職員の意欲を高め、資質・能力の向上に資することを目的としたもの。

　本年度は全国で七百七十三人、四十六校が受賞。一月十五日、東京大学の安田講堂で表彰式が執り行われ、受賞者に表彰状などが手渡された。

　管内で唯一の受賞となった同校は、二十六年度から道教委の学校力向上に関する総合実践事業の実践指定校として、包括的な学校改善に取り組んできた。特に、中堅教員が若手教員を育成する「メンターチーム研修」や近隣校と連携した「ミニ研修」を実施するとともに、学年経営や分掌業務をチームとして行う風土を醸成するなど、人材育成の取組に成果を上げた。

　梶野校長と髙橋主幹教諭の表敬訪問を受けた後志教育局の原局長は「ここに至るまでには、校長先生をはじめ、教職員の皆さんの並々ならぬ苦労があったことと思うが、何よりも、教職員の皆さんの学校改善に向けた日々の熱意あふれる教育実践の積み重ねが栄えある受賞につながったことと思う」とした上で、「今後とも、校長先生をはじめ、教職員の皆さんが一丸となって、さらなる学校改善に向け、まい進されることを期待している」と晴れの栄誉を祝福した。

(学校 2019-02-15付)