公立高入選再出願後の状況―道教委・札幌市教委 全体平均倍率0・96倍 全定合わせ30466人(学校 2019-02-28付)
道教委と札幌市教委は二十七日、三十一年度公立高校入学者選抜再出願後の出願状況を発表した。一般出願者数は、全日制・定時制合わせて三万四百六十六人。全・定合わせた全体平均倍率は〇・九六倍で出願変更後よりも〇・〇一ポイント下がった。
有朋を除く実募集人員は、全日制二万九千七百二十三人、定時制一千九百八十人の計三万一千七百三人。
一般出願者数は、全日制二万九千六百九十四人、定時制七百七十二人の計三万四百六十六人。全・定合わせた全体平均倍率は、出願変更後よりも〇・〇一ポイント低い〇・九六倍となった。
全日制の倍率は増減なしの一・〇〇倍。うち、普通科は増減なしの一・〇二倍、専門学科は〇・〇九ポイント増の一・三〇倍、職業学科は〇・〇三ポイント増の〇・九一倍、総合学科は増減なしの〇・九六倍。
定時制は、〇・〇四ポイント減の〇・三九倍となった。
推薦・連携型入学者選抜で内定しなかった五百九十二人のうち、再出願したのは五百六十八人。うち、当初と同じ学科に出願したのは四百八十九人、違う学科に出願したのは七十九人だった。
定時制の推薦入学者選抜で内定しなかったのは百四人。うち、再出願した九十六人全員が当初と同じ学科に出願した。
全日制で募集人員に満たない学校・学科数は、普通科が九十五校、専門学科が一校一学科、職業学科が四十九校七十八学科、総合学科が十一校。
倍率が一・五倍を超えたのは、普通科が札幌国際情報一・七倍など八校、専門学科が旭川西・理数二・〇倍など三校三学科、職業学科が旭川農業・農業科学一四・〇倍、旭川農業・森林科学九・〇倍など十校二十二学科だった。
再出願によって、出願変更後より倍率が〇・四ポイント以上高くなった学校・学科数は八校十三学科。
再出願後、定時制で募集人員を超えている学校・学科は、市立札幌大通の午後のみだった。
今後の日程をみると、三月五日に学力検査を行い、三月十八日午前十時に合格発表。第二次募集の願書は、三月二十二~二十五日午後四時三十分まで受け付け、三月二十八日までに合格発表を行う。
(学校 2019-02-28付)
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