富良野市が３１年度予算案発表　教育費は５・５億円に　社会科副読本を見直し

（市町村 2019-02-15付）

　【旭川発】富良野市は十三日、三十一年度予算案を発表した。一般会計は三十年度肉付補正後と比べて三・三％増の百二十六億一千六百万円。教育費は一二・四％増の五億五千四百九十六万円を計上した。

　新規事業として、社会科副読本整備事業に三百三十二万円を措置。三十二年度からの新学習指導要領の全面実施に伴って見直しを図る。

　このほか、山部中学校閉校事業に百十四万円、学校施設長寿命化整備事業に四百一万円を充てた。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽子ども医療給付＝六、〇〇八

▽ファミリーサポートセンター＝三二三

▽子育て支援センター運営費＝三八一

▽子ども子育て支援給付＝二九、〇二八

▽一時預かり事業幼稚園型補助金＝一、三三七

▽各種予防接種経費＝五、八九二

▽社会科副読本整備（新規）＝三三二

　三十二年度から新学習指導要領の全面実施に伴い、小学校三・四年生の社会科副読本の改訂を行う。

▽山部中学校閉校（新規）＝一一四

　交付金と統合校となる富良野西中への転校に伴い、対象生徒へ制服、指定ジャージ等を支給する。

▽学校施設長寿命化整備（新規）＝四〇一

　学校施設の維持管理、更新など、利用状況を鑑み、個別施設のメンテナンスサイクルを計画的に実行するため、学校施設長寿命化計画を策定する。

▽ふらのまちづくり未来ラボ推進＝二〇一

▽森林学習プログラム推進＝四〇五

▽各種スポーツ競技大会補助金＝一七〇

(市町村 2019-02-15付)