２０２１年度の小中一貫教育に向け検討委設置、５月初会合　統一した教育目標など協議―新篠津村教委

（市町村 2019-03-11付）

　新篠津小学校と新篠津中学校による小中一貫教育を目指す新篠津村教委は新年度、検討委員会を立ち上げる。五月中に一回目の委員会を開催する予定。統一した教育目標や九年間を見通した教育課程の編成、目指す子ども像、児童を対象とした中学校教諭による出前授業などについて協議することとしている。

　村教委では、子どもたち一人ひとりに確かな「生きる力」を育成するため、教育環境整備として小中連携教育を展開しており、二〇二一年四月をめどに、小中連携教育から小中一貫教育へ移行する方針。

　このため、義務教育九年間が一貫・連続した教育内容となるよう、小中一貫教育への円滑な移行に向けて、検討委員会を立ち上げることとした。

　五月中に一回目の委員会を開く予定。委員として、地域の代表や学識を有した学校教育などの経験者七～八人を選任する方針。来年度は、三回程度開催することとしている。

　統一した教育目標や九年間を見通した教育課程の編成、目指す子ども像について協議する予定。このほか、中学校教諭が児童を対象として行う出前授業などについても検討することとしている。

(市町村 2019-03-11付)