働き方改革アクション・プラン　部活動の目標日数変更　教育委員会会議で改正が決定―道教委

（道・道教委 2019-03-14付）

　道教委は十三日、学校における働き方改革「北海道アクション・プラン」を改正した。同日の第五回教育委員会会議で決定。「北海道の部活動の在り方に関する方針」に基づき、部活動休養日等に関する記載を変更。三十二年度末までに一〇〇％達成を目指す部活動休養日の年間日数の目標を「七十三日」から「平日週一日五十二日＋週末一日五十二日＋学校閉庁日九日（平日・週末の休養日の重複除く）」に修正した。

　道教委が昨年三月に策定した「北海道アクション・プラン」は、三十～三十二年度までを取組期間とし、「一週間当たりの勤務時間が六十時間を超える教員を全校種でゼロにする」ことを目標に提示。

　部活動休養日に関しては、週一日以上、月一日以上、学校閉庁日合わせて年間七十三日以上の休養日を設けることなどの方針を示した。

　一方、ことし一月に策定した「北海道の部活動の在り方に関する方針」では、アクション・プラン策定後に決定した国のガイドラインに準じ、部活動休養日を週当たり二日以上（平日一日・土日一日以上）などと設定。

　これに伴い、北海道アクション・プランにおける部活動指導に関する負担軽減に関する記載を方針と同一のものとする。

　「平日二～三時間程度、土・日・祝日半日程度」などとしていた活動時間についても、方針と同様に「平日二時間程度、学校休業日三時間程度」などと変更した。

　三十二年度末までに一〇〇％の完全達成を目指す、部活動休養日の日数を「平日週一日五十二日＋週末一日五十二日＋学校閉庁日九日（平日・週末の休養日の重複分を除く）」に修正した。

(道・道教委 2019-03-14付)