第14期生涯学習審議会第3回会議 担い手育成に向け審議 先進的取組、地域の実情学ぶ機会を(道・道教委 2019-03-13付)
委員13人が出席した
第十四期道生涯学習審議会の第三回会議が十一日、札幌市内かでる2・7で開かれた。委員十三人が出席。本年度の調査研究報告のもと、地域づくりの担い手育成に向けて審議したほか、生涯学習の推進を目指して意見を交わした。
道生涯学習審議会は、条例に基づき平成三年に設置された道教委の附属機関。生涯学習に資する施策の総合的な推進に関する重要事項を調査・審議している。
また、センター部会を設置し、事業運営に関する専門的な事項について検討している。
第十四期道生涯学習審議会(武田亘明会長)は、審議のテーマに「人口減少時代の地域づくりに向けた生涯学習の推進」を設定。「道民の学びを行動につなげる」「子どもたちの学びを広げ、支える」「地域の良さや課題を学ぶ」の三点を視点に審議してきた。
第三回会議には、委員十三人が出席した。
開会に当たり、武田会長があいさつ。子どもたちにこれからの社会に生きる力を見通しをもって育成する大切さを強調。「皆さんの様々な経験からきたんのない意見を」と求めた。
続いて、第二回会議や、センター部会の審議内容を報告。センター部会報告では、三十年度事業実施状況や三十一年度事業計画を確認した。
議事に移り、本年度の調査研究「地域づくりの担い手育成に関する調査研究Ⅱ」に関する報告を受け、地域づくりの担い手の育成について審議。
委員からは、「先進地に出向いて学ぶなど、先進的な取組を進める地域から学ぶことが重要」「地域の実情を学ぶ機会など、他の部局と連携した取組を設定してみては」などの意見が挙がった。
このほか、道内におけるコミュニティ・スクールの取組をもとに、生涯学習の推進に向け意見を交わした。
第四回会議は、夏ごろの開催を予定している。
(道・道教委 2019-03-13付)
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