宗谷局「北の輝き」表彰状授与式　稚内高の工藤さん受賞　年金エッセイで優秀賞

（道・道教委 2019-03-14付）

　【稚内発】宗谷教育局は二月下旬、文化・スポーツなどにおいて優れた実績を上げた児童生徒を表彰する管内学校教育活動等表彰「北の輝き」の表彰状授与式を挙行した。日本年金機構主催の「わたしと年金」エッセイにおいて優秀賞を獲得した稚内高校商業科三年の工藤亜依美さんが受賞。工藤さんは「今まで以上に自分に自信がもてるようになった。作文力を生かし、精一杯頑張りたい」と語った。

　宗谷局は二十四年度から、文化活動やスポーツなどで優れた実績を上げた児童生徒を表彰する「北の輝き」を実施している。

　工藤さんは、「わたしと年金」エッセイにおいて、一千百五十四件の応募の中から見事優秀賞を獲得。一般からの応募も含めて道内からの受賞は初めての快挙だった。

　北の輝き表彰式は、稚内高体育館で挙行。宮岡孝博局長が工藤さんに表彰状を手渡し、功績をたたえるとともに、今後の活躍に期待した。

　工藤さんは「自分が得意としている作文で高い評価を得たことで、今まで以上に自分に自信がもてるようになった。これからも作文力を生かしながら、精一杯頑張りたい」と話した。

◆稚内中3年の住岡さんも受賞

　宗谷局は、稚内市立稚内中学校三年の住岡凛々花さんも「北の輝き」に選出。

　住岡さんは第六十二回日本学生科学賞で道教育長賞を受賞。研究題は「繁殖する糞虫夫婦の相互関係」。海外留学中のため、表彰状は局から学校を通じて贈られた。

(道・道教委 2019-03-14付)