菊池教諭の栄誉たたえる　宗谷局が道教育実践表彰伝達式

（道・道教委 2019-03-14付）

宮岡局長から表彰状を受け取る菊池教諭（左）

　【稚内発】宗谷教育局は一日、道教育実践表彰伝達式を執り行った。宮岡孝博局長が稚内市立潮見が丘小学校を訪問し、授業改善推進教員としてチーム・ティーチング（＝ＴＴ）による授業や授業改善の指導助言に貢献した菊池大教諭に表彰状を手渡した。

　菊池教諭は、授業改善推進教員として同校および中央小学校においてＴＴの授業を行い、模範となる指導方法を示し、学級担任が行う授業の改善に向けた指導助言を行ってきた。また、その成果を初任段階教員研修や中堅教諭等資質向上研修で発表するなど、管内の学力向上に大きな成果を上げた。

　表彰状伝達式では、教職員らが見守る中、宮岡局長が菊池教諭に表彰状を手渡し、功績をたたえるとともに、さらなる管内教育への貢献に期待を寄せた。

　菊池教諭は「系統立った学習の重要性、学習の目的とそれに向けた課題とまとめの大切さ、定着に向けた学習の振り返りなどを重点に、両校の先生たちと授業づくりや資料づくりを行ってきた」と振り返り、「自分自身が一番学ぶことができた。授業の成果を今後積極的に活用していきたい」と抱負を語った。

(道・道教委 2019-03-14付)