北広島市・日本ハムパートナー協定 大曲小など5校で実施 各校の希望踏まえ授業内容決定
(市町村 2019-04-05付)

 北広島市は、㈱北海道日本ハムファイターズとのパートナー協定に基づき、31年度の小・中学校との連携事業の実施予定校を決定した。大曲小学校、大曲中学校、緑ヶ丘小学校、西の里小学校、西の里中学校の5校で、ファイターズのアカデミーコーチなどを講師として招き、キャリア教育や体育授業などを実施。詳細な授業内容については、各校の希望を踏まえ、ファイターズと調整を重ねた上で決定していく。

 市とファイターズは、30年1月15日にパートナー協定を締結。両者が有する資源を掛け合わせ、ともに発展するための取組を協働して行うことを目的している。

 次代を担う子どもたちに夢と希望を与えることをねらって、パートナー協定における連携事業の取組の一つとして、小・中学校と連携した事業を実施。ファイターズのアカデミーコーチなどを授業の講師として招き、小中一貫教育における大志学(キャリア教育)授業に関連した活動や、小・中学校における体育授業に関連した活動を展開している。3年間かけて市内の全小・中学校での実施を目指しており、本年度は2年目の取組となる。

 30年度は双葉小学校、西部小学校、東部小学校でファイターズのコーチを体育授業の講師として招き、走力や投力の向上をテーマにした授業やベースボール型授業を行った。西部中学校、東部中学校では、コーチをキャリア教育授業の講師として招き、講話を聞いた。

 本年度の実施予定校は、大曲小、大曲中、緑ヶ丘小、西の里小、西の里中の5校。授業内容については、より学校の希望を踏まえた内容で連携できるよう、ファイターズと相談しながら調整していく。

(市町村 2019-04-05付)

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