道図書館振興協議会総会　９月に札幌で図書館大会　役員改選　武田会長を再任

（関係団体 2019-05-10付）

事業計画などを決めた

　道図書館振興協議会は４月中旬、札幌市中央図書館で本年度総会を開いた。事業計画では、９月に札幌市教育文化会館で第６０回道図書館大会、１０月に札幌市中央図書館で全道図書館専門研修（経営／企画・広報）兼北日本図書館連盟研究協議会を開くことなどを決定。役員改選では、会長に道立図書館の武田信吾館長を再任した。

　冒頭、武田会長があいさつ。

　道立図書館がアスベスト除去工事に伴う約１年半の臨時休館を終えて４月２日に再オープンを果たしたことにふれ、理解と協力への謝辞を述べた。

　道内の図書館の状況として、昨年１０月に札幌市図書館・情報館が市民交流プラザにオープンしたことや、１１月に足寄町図書館、ことし４月に蘭越町花一会図書館、鶴居村ふるさと情報館みなくる図書館がそれぞれ条例館として新たに開館したことを紹介。

　本会については「本年度の事業計画等についてきたんのない意見をいただき、各事業の一層の充実を図っていきたい」と期待した。

　議事に移り、前年度事業、決算、会計監査報告を承認。また、本年度の事業計画、予算について審議し、いずれも原案どおり決定した。

　事業計画では、前年度地震の影響によって中止した第６０回道図書館大会を９月４日から２日間、札幌市教育文化会館で開催。全道図書館専門研修については、テーマ「経営／企画・広報」を１０月９、１０日に札幌市中央図書館で、テーマ「経営／関係法規」を１１月２０日に帯広市図書館で、テーマ「サービス／地域資料」を１２月１３日に新ひだか町図書館で、テーマ「子ども読書／地域支援」を令和２年１月１７日に道立図書館で行う予定。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝武田信吾（道立図書館長）

▽副会長＝毛利泰大（札幌市中央図書館長・新）

▽理事（Bブロック選出）＝木村純（滝川市立図書館長）、丹羽秀人（函館市中央図書館長）、福島剛（豊富町定住支援センター図書室館長・新）、南出康弘（斜里町立図書館長）、松﨑誉（根室市立図書館長・新）

▽理事（総合振興局・振興局管内図書館協議会等選出）＝杉原理美（岩見沢市立図書館長）、相馬立法（恵庭市立図書館長）、鈴木浩一（市立小樽図書館長）、竹迫知美（伊達市立図書館長・新）、津川貴晃（平取町立図書館長・新）、宮崎弘光（森町図書館長）、杉村輝明（せたな町生涯学習センター所長）、岡島博行（旭川市中央図書館長）、井上顕（羽幌町中央公民館図書室館長・新）、武藤俊一（稚内市立図書館長）、武田多市（北見市中央図書館長・新）、前原匡宏（帯広市図書館長）、岸田純一（標茶町図書館長）、櫻井保廣（標津町図書館長）

▽幹事＝東信也（石狩市民図書館長）、三浦剛（沼田町図書館長・新）

(関係団体 2019-05-10付)