道特長会が総会・春季研究協議会　人材育成などに尽力を　木村会長　４点挙げ要請

（関係団体 2019-05-13付）

新たに追加された活動内容などについて確認した

　道特別支援学校長会（＝道特長会）は８日から２日間、ホテルライフォート札幌などで本年度総会・春季研究協議会を開いた。８月に夏季研究協議会、来年１月に冬季研究協議会を開催するなど、本年度の活動計画を決定。あいさつに立った木村浩紀会長は、特別支援教育の充実に向け専門性の向上や、人材育成などについて尽力するよう求めた。

　冒頭、木村会長があいさつ。本道の特別支援教育をよりよくするために、①専門性の向上②人材育成③経費削減④負担軽減―の４点を挙げ「すべてが成り立つような展開が大切」と強調。

　今後の展望については「全国大会レベルの研究会を開催するなど、日本の中心的な拠点となることができるようにしていきたい」との考えを示した。

　議事では、「特別支援学校の経営者としての資質を向上を図り、諸課題の解決に努めるとともに、関係諸機関・関係団体等と連携して特別支援教育の充実・推進を目指す」とした基本方針を決定。

　また、本年度の活動内容の項目に「業務や研究協議会のスリム化等について検討し、効果的・効率的な運営の在り方について見直しを進める」を新たに追加したことを確認した。

　活動計画には、８月５日に夏季研究協議会、令和２年１月６・７日に冬季研究協議会をいずれも札幌市内のかでる２・７で開催することなどを盛り込んだ。

　総会後、道立特別支援教育センターの小原直哉所長と道教委の上林宏文教育指導監が講話した。

　２日目は、かでる２・７で行政説明や研究協議会を行った。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝木村浩紀（札幌視覚支援・新）

▽副会長＝高橋勝利（札幌高等養護・新）、堀川厚志（札幌養護）、春田和之（豊成養護）

▽事務局長＝佐々木誉之（札幌あいの里高等支援）

(関係団体 2019-05-13付)