道教委が献血授業実践報告　１４校の取組を紹介　健康・体育課ＨＰに公開

（道・道教委 2019-05-20付）

　道教委は、平成３０年度「献血に関する授業実践研究事業」実践報告をまとめ、健康・体育課Ｗｅｂページに公開した。事業の授業実践校１４校の取組を紹介。献血に関する授業づくりに活用するよう呼びかけている。

　道教委は、２９年度から献血に関する授業実践研究事業を開始。公立高校を対象に献血に関する授業実践校を指定し、保健科目における献血に関する実践研究を進めている。

　研究推進に当たっては、厚生労働省が作成した高校生用テキスト『けんけつＨＯＰ・ＳＴＥＰ・ＪＵＭＰ』、日本赤十字社が制作した献血推進映画などを活用し、道赤十字血液センターと連携して取組を進めている。

　３０年度は授業実践校を前年度の５校から各管内１４校に拡大して展開。実践報告では、これら１４校における取組を紹介しており、血液センターとの打ち合わせやテキストを参考にしてオリジナル資料を作成した札幌西陵高校、若者の興味を引く献血キャンペーンを企画した知内高校の取組を伝えている。

　蘭越高校では、保健以外に国語や情報処理など教科横断的な調べ学習や校内外でのプレゼンテーションを実施。日高高校では、全校生徒を対象に献血セミナーを開催し、献血に対する理解が深まったことを報告している。

(道・道教委 2019-05-20付)