全道７支部で「つどい」　総会開き事業計画決定　道高Ｐ連

（関係団体 2019-06-10付）

本年度の事業計画などを決めた

　【室蘭発】道高校ＰＴＡ連合会は１日、苫小牧市のグランドホテルニュー王子で令和元年度総会を開いた。各支部から代議員４４人が出席。本年度の事業計画には、新規高卒者の雇用確保に向けた経済団体への要請活動を支部単位で実施することや、全道７支部で「高校生と語るつどい」を開催することなどを盛り込んだ。役員改選では、新井田寬会長を再任した。

　総会では、新井田会長のあいさつに続いて議事に入り、平成３０年度事業報告・収支決算報告などを承認した。

　令和元年度の事業計画では、基本目標を「北海道の高校におけるＰＴＡ活動を通じて、社会教育・家庭教育の充実および学校教育との連携に努め、北海道の次世代を担う青少年の健全育成と生涯学習社会の形成に寄与する」と設定。事業方針には「子どもたちが健全に成長し、未来を開くための事業を展開する」など５つを定めた。

　ホームページに「支部ページ」を導入し、内容面・機能面で充実を図ることや、教育局・校長協会と連携して支部単位で新規高卒者の雇用確保に向けた経済団体への要請活動を実施すること、「高校生と語るつどい」をワールドカフェ方式で全道７支部において開催することなどを決定した。

　来年６月に開催する第７０回全道大会については、石狩支部が主管する。

　役員改選では、新井田会長の再任などを決めた。

　なお、総会に先がけ、道高Ｐ連が設立した道高校安全互助会の定時評議員会が開催され、３０年度事業・決算の承認、令和元年度事業・予算の報告が行われた。また、１０月に全国高校等安全互助会連絡協議会総会・大会が札幌市で開催されることなどが報告された。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝新井田寬（石狩・札幌月寒Ｐ）

▽副会長＝山本美加（石狩・札幌北陵Ｐ）、海東剛哲（留萌・留萌Ｐ）、永渕優（石狩・札幌丘珠Ｐ）、森政徒（石狩・札幌英藍Ｐ・新）、宮下聡（石狩・札幌北校長・新）

▽監事＝山木傑（空知・滝川西Ｐ・新）、髙橋憲司（胆振・苫小牧西Ｐ・新）、前岡亮司（道南・函館商業Ｐ・新）

(関係団体 2019-06-10付)