道内全域を視野に運営　日本教育会北海道支部　創立４０周年記念式典開く

（関係団体 2019-06-13付）

あいさつする諏江支部長

　日本教育会道支部は８日、ホテルライフォート札幌で創立４０周年記念式典を開催した。あいさつに立った諏江康夫支部長は、４０年の節目を契機に、関係者と一層連携し、「北海道全域を常に視野に入れた支部運営に努力したい」と決意表明した。

　日本教育会は、日本の文化と伝統の尊重、時代の要請に応じた教育の確立を目指し、関係者の協力のもと、教育の調査研究・普及活動などを実施。教育の正常、健全な発展に寄与する活動に力を入れている。道支部は、全国６番目の支部として昭和５４年１０月に誕生した。

　式典には、会員や来賓ら約７０人が出席した。

　あいさつに立った諏江支部長は、支部設立の経緯を振り返るとともに、「急激な社会変化に伴う様々な改革が進行しており、教育も例外ではない。支部では、こうした動きに対応するとともに、つぎの１０年に向けた支部活動の在り方を見いだすべく様々な検討をしている」と述べた。

　また、４０年の節目を契機に、「設立趣旨を肝に銘じながら、これまで以上に会員や関係機関・団体との連携と、北海道全域を常に視野に入れた支部運営に努力したい」と決意表明した。

　道教委の佐藤嘉大教育長、札幌市教委の長谷川雅英教育長、日本教育会の池田信明理事長が来賓祝辞。支部設立４０周年に祝意を示し、今後の活動に期待を寄せた。

　このあと、諏江支部長が前支部長の昌子守彦氏、元事務局長の白崎秀年氏、前事務局長の後藤宏氏に感謝状を手渡した。

　式典終了後は、記念講演会を開催。慶應義塾大学の鈴木寛教授が「これからの日本の教育政策」と題して講演した。

(関係団体 2019-06-13付)