石狩教育振興会が総会開く　研修充実へ講演会　役員改選　髙橋会長再任

（関係団体 2019-06-13付）

あいさつに立つ髙橋会長

　石狩教育振興会は１０日、北広島市内の石狩教育研修センターで本年度総会を開いた。石狩教育講演会の開催や「青少年に夢と希望を」作文コンクールの実施などを盛り込んだ本年度事業計画を決定。役員改選では、髙橋憲康会長を再任した。

　髙橋会長があいさつ。振興会発足の経過を振り返り、「先生方から意見をいただきながら、今後の組織の在り方について考えていきたい」と語った。

　続いて、石狩教育局の堀本厚局長と道教育振興会の工藤達成会長が祝辞。

　堀本局長は、講演会や作文コンクールなどを通した保護者や地域住民の学校教育に対する理解促進への尽力に謝意を示した上で、「局としても教育関係団体と連携を図りながら、学校の教育活動を支援する様々な取組を進めていく」と話し、引き続き理解と協力を求めた。

　工藤会長は、社会の大きな変化に伴う国民意識の多様化についてふれ「あらためて人として真に大切なことを一つ一つ丁寧に身に付けさせる教育を構築していくとき」と強調。「本年度も各地域の教育振興会などと連携を深め、教職員を支える活動を着実に進めていく」と話し、支援を呼びかけた。

　議事では、平成３０年度の会務・事業報告などを承認したあと、本年度の活動方針や事業計画などを審議した。

　活動方針に、「会員の拡大を図り、啓発活動を行う」「教育講演会などの事業を行い、会の充実と会員・保護者の研修を深める」「広報活動を行い、会員相互の連携を深める」など５つを提示。

　事業計画では、石狩教育講演会の開催や、道退職校長会と共催で北海道教育会議を開くこと、前年度から同会に移管した「青少年に夢と希望を」作文コンクールを本年度も実施することなどを盛り込んだ。

　役員改選では、髙橋会長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝髙橋憲康

▽副会長＝佐々木芳幸、三浦利章（千歳市立千歳中校長・新）、東祐史（千歳市立末広小教頭・新）

▽監査＝出村好孝（北広島市立東部中校長・新）、後藤章夫（江別市立江別第一小教頭・新）

▽事務局長＝城野文久（北広島市立西部中校長・新）

(関係団体 2019-06-13付)