２定札幌市議会代表質問（令和元年６月２０日）

（市町村 2019-06-24付）

◆対象学年の拡大　他市参考に検討　少人数学級

　少人数学級について質疑が行われた。

　市では、小学１・２年生と中学１年生において３５人以下の学級を編成している。

　長谷川雅英教育長は、少人数学級が児童生徒にきめ細やかな指導を行うのに有効であることから、「今後、対象学年を拡大するなど少人数教育の一層の充実を図りたい」と話した。

　また、具体的な時期や内容については、他の政令市の実施状況なども参考にしながら早期に検討していく方針を示した。

　吉岡弘子議員（日本共産党）の質問に答えた。

◆主体的行動起こす意欲や態度を育成　ＳＤＧｓの推進

　ＳＤＧｓを踏まえた教育の推進について質疑が行われた。

　市教委では、本年度から市学校教育の重点の中にＳＤＧｓの考え方を位置付けるなどの取組を進めている。

　長谷川雅英教育長は、今後子どもたちに、ＳＤＧｓに示されている自然環境や人権などの課題を身近な問題とのかかわりととらえ、主体的に行動を起こそうとする意欲や態度を育てていく方針を示した。

　福田浩太郎議員（公明党）の質問に答えた。

◆小中高生対象に講師派遣など　ＩＴ人材の育成

　将来を見据えたＩＴ人材の育成について質疑が行われた。

　石川敏也副市長は、ＩＴ人材の育成について、年代に応じた実践的な技術の習得に加え、市内産業の魅力を伝える場を創出する必要性を強調。

　小・中学生、高校生などを対象として課外活動への講師派遣などに取り組んでいく方針を示した。

　福田浩太郎議員（公明党）の質問に答えた。

(市町村 2019-06-24付)