道教委が最優秀職員表彰　４人の功績たたえる　「やんぴー委員会」結成で

（道・道教委 2019-10-21付）

表彰状を手にする受賞者と佐藤教育長

　道教委は１６日、道庁別館で令和元年度道教委職員表彰（最優秀賞）の表彰式を行った。佐藤嘉大教育長が教育政策課の住吉奈々主事、上川教育局の國見康平主事と藤田麦主事、オホーツク教育局の中林恭良主事に表彰状を授与。平成３０年度に上川教育局で「やんぴー委員会」を結成し、職場環境の改善や職員の意識向上に取り組んだ功績をたたえた。

　表彰は、職員の士気の向上や職場の活性化を図るため、平成２６年度から開始。教育委員会の施策の遂行に関し、道民サービスの向上、事務改善・経費節減等に努力し、責任の遂行、業務の運営等において特に他の模範とするに足る行為があり、成績顕著な職員などを表彰する。

　本年度、最優秀賞受賞者として、教育政策課の住吉主事、上川教育局の國見主事、藤田主事、オホーツク教育局の中林主事の４人が決定。最優秀賞が決まったのは２９年度以来２年ぶり。

　受賞した４人は３０年度、上川教育局で職員の意識や職場環境の改善を目的に活動する組織「やんぴー委員会」を結成。新採用者や転入者向けのマニュアルを作成して事務作業の効率化を図ったほか、若手職員の職能向上を目的とする勉強会を企画・開催し、成果を上げた。

　時間外勤務の縮減のため、職員が定時に仕事を終わらせることを伝える「帰るアピール三角柱」を作成。飲酒運転根絶の日の周知と意識向上に向けて「飲酒運転根絶バッジ」を制作し、管内市町村の教育長など外部関係者にも配布して市町村教委の各種会議で紹介してもらうなどの取組を行った結果、３０年度は管内の教職員による飲酒運転発生件数がゼロとなった。

　１６日に道庁別館で開かれた表彰式では、受賞者４人、道教委の幹部職員が出席。

　佐藤教育長が一人ひとりに表彰状を授与し、功績をたたえた。

(道・道教委 2019-10-21付)