札幌市のボードゲームＭａＧ　新年度も児童らに貸出　まちづくり意識醸成へ

（市町村 2020-02-03付）

　札幌市市民文化局は、町内会活動などを遊びながら学ぶことができるボードゲーム「ＭａＧ（まちづくりゲーム）」について、新年度も引き続き市内の小学校やまちづくりセンターなどを対象に貸し出す。児童にまちづくりへの意識醸成を図るもの。担当者は「ゲームを通して子どものころからまちづくりを意識してほしい」と話している。

　将来の地域活動の担い手育成につなげる次世代の活動の担い手育成事業の一環。小・中学生、高校生、大学生などの若者を対象とした事業で、世代に応じた効果的な啓発・体験活動などを実施することでまちづくり活動への参加促進を図っている。

　これまで、小学生に対する取組では、平成２９年度に同局市民自治推進課が製作したＭａＧを活用した取組を開始。小学校やまちづくりセンターなどにＭａＧを貸し出しているほか、小学３・４年生が職業を体験するミニさっぽろでの活用に取り組んでいる。

　ＭａＧは小学校３年生以上対象のボードゲーム。参加者がそれぞれのまちづくりセンターの所長となって、素敵なまちになることを目指すもの。サイコロを振って止まったマスのカードのイベントを自身の手札などを使いながらポイントを獲得していく。

　新年度も引き続き市内の小学校やまちづくりセンターなどを対象に貸し出す。一度に１０セットの貸出が可能となっている。

(市町村 2020-02-03付)