恵庭市が2年度予算案発表 部活動指導員を試行導入 教育費15.6%減の16億円(市町村 2020-02-06付)
恵庭市は5日、令和2年度予算案を発表した。一般会計の総額は前年度当初比0・6%減の272億1600万円で、教育費は15・6%減の16億円を計上。一般会計に占める構成比は5・9%となっている。
教育関係の主要事業をみると、中学校において新たに部活動指導員を試行導入するため、部活動指導員配置事業に45万円を積み上げた。
また、小・中学校ICT教育環境整備として1316万円を措置。本年度までに全校で電子黒板、デジタル教科書1教科を導入していたが、次年度は全小学校でデジタル教科書5教科の導入が完了する。
教育関連の主な事業はつぎのとおり。
▼民生費
▽児童手当=8億3543万円
▽児童扶養手当=3億2593万円
▽子どもの生活・学習支援=640万円―学習支援や食事の提供4ヵ所
▽ひとり親家庭高校卒業程度認定試験合格支援=20万円
▽子ども医療費助成=1億3346万円
▽学童クラブ=1億5021万円―保護者が昼間家庭にいない児童の生活の場の提供
▽学童クラブキャリアアップ処遇改善(新規)=1367万円―放課後児童支援員キャリアアップ処遇改善
▽子どもひろば=3357万円
▽子ども・子育て支援=39万円
▽若草地区放課後子ども教室=280万円
▽学童クラブ施設設備(新規)=160万円―エアコン設置工事4ヵ所
▼教育費
▽部活動指導員配置(新規)=45万円―中学校における部活動指導員の試行導入
▽柏陽中開校40周年記念事業補助金(新規)=10万円
▽高校等入学準備支援金=169万円
▽大学奨学金=2060万円
▽青少年指導員配置=1574万円―スクールソーシャルワーカー、スクールガードリーダーなど7人
▽自己防衛力の向上=57万円―CAPプログラム事業の実施
▽特別支援教育(学校補助員配置)=1733万円―教員補助員を全13校に20人配置
▽特別支援学級(学級補助員配置)=2509万円―特別支援学級における児童生徒支援員15人配置
▽ことばの訪問指導=219万円―ことばの訪問指導員1人
▽スクールカウンセラー等相談=236万円―不登校児童対策支援で学生ボランティアの家庭訪問
▽医療的ケア=637万円―教育施設等での医療的ケアが必要な児童生徒への看護師の派遣
▽教育振興推進交付金=557万円―特色ある教育活動の推進
▽学校運営協議会交付金=113万円―CS実施(和光小、恵み野旭小、恵明中の3校追加し9校に)
▽学力・体力向上推進=1062万円―学力向上アドバイザー、学力・体力向上推進会議設置、英検IBA
▽フッ化物洗口=100万円―全小学校の児童を対象に週1回実施
▽給食センター調理等委託=2億1030万円
▽学校給食助成=600万円―学校給食内容の充実
▽学校給食センター施設等更新整備=6146万円―中学校給食センター蒸気ボイラー設備更新整備
▽学校教育校務システム=549万円
▽小・中学校ICT教育環境整備=1316万円―デジタル教科書導入(5教科・全小学校に導入)
▽小・中学校図書館蔵書整備=458万円
▽スクールバス管理=5089万円
▽学校スケートリンク運営=937万円
▽小・中学校PCB廃棄処分=580万円―PCBを含む照明安定器の廃棄処分
▽小・中学校長寿命化・大規模改造=1977万円―恵庭小長寿命化実施設計
▽小・中学校防音機能復旧=1億3607万円―柏陽中校舎・講堂ボイラー更新
▽小・中学校環境整備=8012万円―島松小講堂トイレ改修設計、恵み野旭小屋上防水改修、恵み野中校舎・講堂煙突石綿対策
▽小・中学校コンピューター教室機器整備=1265万円―恵庭小
▽ヒューマン・コミュニケーション=159万円―赤ちゃん登校日、ヒューマン・コミュニケーション講座の実施
▽英語指導助手招致=1595万円=ALT4人による英語教育の実施
▽要保護および準要保護生徒援護費=1億290万円―小・中学校新入学用品支給など
▽全国大会等派遣補助=361万円―中体連派遣補助
▽文化振興事業=430万円―文化祭の開催、郷土芸能団体への支援など
▽コミュニティ活動=51万円―通学合宿、CS支援など
▽恵庭子ども塾=69万円―イングリッシュキャンプなど8事業
▽青少年国際交流派遣=20万円
▽重要考古資料リスト化(新規)=14万円
▽アイヌ政策推進交付金(新規)=593万円―アイヌ文化マスター育成事業
▽児童施設図書購入=42万円
▽図書館運営=1億4239万円―図書館指定管理
▽図書館恵庭分館カードレスIC化事業(新規)=3678万円―IC化および生体認証システム導入
(市町村 2020-02-06付)
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