札幌市2年度当初予算案の教育関連事業(1)(市町村 2020-02-05付)
札幌市の令和2年度当初予算案のうち、教育・子育て関連事業はつぎのとおり。
▼危機管理対策室
▽避難場所環境整備費=5700万円
応急救援備蓄物資の品目・数量の増強および更新など。
▽地域防災計画策定・修正関連費=6500万円
市地域防災計画の修正に向けた調査および調査結果を踏まえた計画の修正など。
▼まちづくり政策局
▽学校跡活用検討費=1100万円
地域の活性化に向けた学校跡地・跡施設の有効な活用方法の検討。
▼市民文化局
▽次世代の活動の担い手育成費=320万円
小・中学生、高校生、大学生および若者の地域のまちづくり活動への参加促進。
▽平和都市宣言普及啓発費=620万円
平和訪問団派遣、平和都市宣言PRイベントなど。
▽小学校併設地域交流施設整備費=1億2000万円
小学校の改築に合わせた地域交流施設の併設。
▽アイヌ伝統文化振興費=7100万円
交流センターのイベントや小中高生団体体験プログラムの充実、民族共生象徴空間バスツアーなどの実施。
▽子どもの文化芸術体験事業費=4600万円
オーケストラ、ミュージカルなど本格的な文化芸術にふれる機会の提供。
▽博物館活動センター事業費=1000万円
博物館活動センターを拠点とした諸事業の展開。
▽仮称・札幌博物館整備推進費=600万円
(仮称)札幌博物館の整備および管理運営などにかかる諸計画策定に向けた調査・検討。
▼スポーツ局
▽アスリート活用事業費=1600万円
中学校運動部活動へのアスリート派遣の拡充およびスポーツ体験会などへのオリンピック選手などの派遣。
▽障がい者スポーツ普及促進費=3900万円
障がい者スポーツの体験会や指導者・ボランティア養成講習会の開催、全国障害者スポーツ大会への選手派遣、競技用備品の整備など。
▽さっぽろジュニアアスリート発掘・育成費=2800万円
優れた素質を有する子どもたちを早期に見出し、トップアスリートの育成に向けた取組を拡充。
▽ウインタースポーツ普及振興費=4900万円
子どもたちがウインタースポーツを始めるきっかけづくりと学習環境の充実および市民に対する観戦文化の醸成。
▽ラグビー普及振興費(新規)=880万円
小学生を対象としたタグラグビーの普及やラグビーのトップレベルの試合開催に向けた取組。
▽学校施設等開放事業費=3億7300万円
グラウンド開放34校(照明26校)、屋内運動場開放281校、プール開放198校、武道場開放17校。
▼保健福祉局
▽子どもの心の診療ネットワーク事業費=1600万円
児童精神科医療に関する連携体制の構築、各支援機関の機能向上および適切な支援機関への案内。
▽医療的ケア児など支援推進費=410万円
医療的ケアを必要とする障がい児などへの支援体制を強化するための専門研修の実施、サポート医師の配置。
▽子ども医療助成費=36億4657万円
中学校修了前の子どもの医療費の一部を助成、新たに助成(通院)の対象を小学3年生まで拡大。
▽児童虐待予防対策費=2000万円
保健センターにおける心理職員の相談体制を強化し、支援が必要な妊婦および親子に対する適切な支援の実施。
▽食育推進費=870万円
健康寿命の延伸に向けた食育推進事業、食育ボランティアの養成・支援などの実施。
(市町村 2020-02-05付)
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