函館市教委　共働き家庭等支援へ　１３日から７校で教室開放　臨時休業中　自学自習の場を提供

（コロナウイルス関連 2020-03-12付）

　【函館市】函館市教委は、あす１３日から２４日までの平日、小学１～４年生を対象に「ひとり親家庭等の児童の居場所づくりのための教室等開放」を市内小学校７校で実施する。各校の教員・特別支援教育支援員による児童の自学自習の場として普通教室や特別教室を開放し、ひとり親家庭や共働き家庭の支援に取り組む。

　教室開放は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う臨時休業中に、ひとり親家庭や共働き家庭で、近隣に祖父母や親戚等が居住しておらず、これまで学童保育所を利用していない児童および家庭への支援が目的。

　開放されるのは、港小学校、大森浜小学校、湯川小学校、桔梗小学校、昭和小学校、北美原小学校、東山小学校の７校。

　期間は、１３日から２４日までの平日のみ、時間は午前８時３０分から午後３時３０分。

　１７日と１８日は、市内小学校の卒業式前日と当日に当たるため、１７日が午前８時３０分から正午、１８日が午後１時から３時３０分まで開放。学校は課題やプリント等を準備しないため、児童の自習が活動内容となる。

(コロナウイルス関連 2020-03-12付)