道教委　就職指導改善の実践研究校　伊達高など６校指定　早期離職防止へ生徒支援

（道・道教委 2020-03-23付）

　道教委は、令和２年度就職指導の改善に関する研究の実践研究校を決定した。美唄尚栄高校、余市紅志高校、伊達高校、常呂高校、大樹高校、白糠高校の６校を指定。研究実践校に、それぞれ就職支援教員を配置し、早期離職の防止に向けた就職後の生徒や就職未内定のまま卒業した生徒などを支援する。

　事業は、生徒一人ひとりの社会的・職業的自立に向け必要な基盤となる資質・能力の育成を目指すもの。実践研究校を指定し、社会や職業への円滑な移行に向けた調査研究を進め、高校における就職指導の改善・充実を図る。

　２年度の研究課題には、①就職後３年以内に離職する早期離職の改善のための就職後の生徒に対する支援②就職未内定のまま卒業した生徒に対する支援③進路希望を設定できずに卒業した生徒に対する支援④これら３項目にかかる成果の普及―の４点を設定。自校の就職指導の改善・充実を目指して、調査・研究を進める。

　２年度の実践研究校には、美唄尚栄高、余市紅志高、伊達高、常呂高、大樹高、白糠高の６校を指定した。

　研究期間は１年間。各研究実践校に就職支援教員を配置し、就職指導の改善・充実を図っていく。

(道・道教委 2020-03-23付)