運動プログラム事例集 オホーツク局 12校の授業改善紹介 体力向上へ活用呼びかけ(道・道教委 2020-03-25付)
休み時間でのプログラム活用などの実践例を紹介
【網走発】オホーツク教育局は、『オホーツク運動プログラム取組事例集』を作成した。北見市立相内小学校、紋別市立渚滑中学校など、オホーツク運動プログラムを活用して運動習慣形成や授業改善に取り組んだ計12校の取組を紹介。管内すべての教員に配布するとともに、ホームページに掲載し、「体力向上に向けて様々な場面で活用してほしい」と呼びかけている。
オホーツク局は平成30年12月、管内児童生徒が運動に親しむとともに、全国体力・運動能力、運動習慣等調査において課題がみられた柔軟性や持久力の向上、体育・保健体育科の授業改善を目的にオホーツク運動プログラムを作成。
平昌五輪で銅メダルを獲得したカーリングチームのロコ・ソラーレ監修のもと、体育・保健体育科の授業以外での取組として、「のびのびプログラム」「しっかりプログラム」「じっくりプログラム」の3つを設定した。
体育・保健体育科の授業で取り組む内容は、管内学校体育研究会と連携して作成した「準備運動特選13」に盛り込んだ。
管内小・中・義務教育学校、特別支援学校(小・中学部)は、管内どさん子元気アップチャレンジとしてプログラムを活用し、継続した取組を進めている。
取組事例集は、①短学活や休み時間での活用②体育・保健体育科授業での活用③部活動での活用④長期休業中や各家庭での活用⑤「準備運動特選13」を活用した取組―の5項目で構成。計12校の工夫を取り入れた実践例を紹介している。
このほか、道教委子どもの体力向上ボトムアップ事業「運動習慣形成プロジェクト事業」の実践研究校・北見市立常呂中学校で昨年11月に開かれたオホーツク運動プログラム講演会「あなたの知らない筋肉の世界」の概要を掲載。「“汗”“共同作業”“糖”“持久力”の知識をオホーツクの児童生徒に伝えていきませんか」と呼びかけている。
オホーツク局は「短学活や部活動など、児童生徒がいつでも、どこでも取り組める事例を掲載している。体力向上に向けて様々な場面で活用してほしい」と期待している。
(道・道教委 2020-03-25付)
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