道立学校の学校運営協議会設置 本年度 登別青嶺高など13校 導入へ取組継続 道教委
(道・道教委 2020-04-02付)

 道教委は本年度、登別青嶺高校など道立高校7校、南幌養護学校など道立特別支援学校6校に学校運営協議会を設置する。道内で学校運営協議会を設置する道立高校は20校、道立特別支援学校は10校となる。道教委は、今後も学校運営協議会の導入に向け継続的な取組を推進していく。3月30日に開いた教育委員会会議で決定した。

 道教委は、学校運営協議会の設置を希望する道立学校の申請内容について学校や地域の状況、特徴と期待される成果などを勘案し検討。

 その結果、今回新たに登別青嶺高、平取高校、上富良野高校、常呂高校、大樹高校、広尾高校、本別高校の道立高校7校、南幌養護、札幌伏見支援学校、白樺高等養護学校、新篠津高等養護学校、釧路養護学校、釧路鶴野支援学校の道立特別支援学校6校、計13校での設置を認めた。

 これによって、道内で学校運営協議会を設置する道立学校は、高校が20校、特別支援学校が10校となった。

 道教委は、道内の高校・特別支援学校に学校運営協議会が設置されることで、地域と学校が協働し、学校運営の改善や児童生徒の自立・社会参加に向けた取組が充実されることに期待。「今後も導入の推進に向け継続的に取り組んでいく」としている。 

 新規導入校における学校・地域の状態など、特徴・期待される効果はつぎのとおり。

■道立高校

◆登別青嶺高

【学校および地域の状態等】

 登別市キャリア教育懇談会など、地域や異校種と連携して、情報交換するなどして課題解決のための取組を実施している。

 市内のすべての小・中学校が学校運営協議会を設置している。

 市唯一の高校。

 地域の自治体関係者や経済団体等で行っている市パートナーシップ推進事業などを通して、学校と地域が課題を認識し、解決に向け取り組んでいる。

 市キャリア教育懇談会等の場において、小・中・高・専門学校などの関係者間で目的や仕組みについて理解が図られている。

 市キャリア教育懇談会や登別市パートナーシップ推進事業等の組織が活用されており、地域の実情に応じた各種取組を推進する組織体制・支援体制が構築されている。

【特徴および期待される効果】

 市が推進するキャリア教育を通じた小・中・高の連携のもとで各種取組を推進する組織体制ができている。高校に学校運営協議会が設置されることで、市をはじめとする地域の将来を支える人材育成の取組について一層の充実が期待される。

 市内すべての小・中学校に学校運営協議会が設置されていることから、市内での地域と学校の連携・協力体制が確立されているほか、地域からは、小・中・高での教育を通じた連携を強化するため、高校への学校運営協議会の設置が熱望されている。登別青嶺高での設置によって学校と地域の連携が強化され、地域に根差した学校の実現に向けた取組が期待される。

◆平取高

【学校および地域の状況等】

 食育推進事業やふるさとキャリア教育など、地域と連携した取組を継続している。

 平取町内のすべての小・中学校が学校運営協議会を設置している。

 町唯一の高校。

 町教育推進計画に基づき、地域の特性や教育資源を生かし、小・中学校と連携したキャリア教育の推進に取り組んでいる。

 校内にコミュニティ・スクール準備委員会を設置することで教職員や保護者・地域に対する目的や仕組みの理解を図っている。

 町内に平取高校振興支援協議会が組織されており、地域の実情に応じた組織体制・支援体制が構築されている。

【特徴および期待される効果】

 小中高一貫ふるさとキャリア教育推進事業の研究指定を受け、町の未来を担う人材育成をねらいとした体系的なキャリア教育を推進している。地域の教育資源を有効に活用したより質の高いキャリア教育の実践が期待される。

 高校を支え、発展させることを目的とする平取高校振興支援協議会において、同校と町は継続的な支援協力体制を構築しており、学校運営協議会の設置によって地域と一体となった学校づくりの推進が期待される。

◆上富良野高

【学校および地域の状況等】

 小学生とのイングリッシュ・アクティビティによる交流や、中学生との協働による小学生に対する学習ボランティアなどにおいて、相互の授業参観や情報交換を行うなどして連携を強化している。

 上富良野町内すべての小・中学校が学校運営協議会を設置している。

 町唯一の高校。

 地域社会を舞台とした学びと地域の未来を創る人づくりの地盤があり、学校と地域の協働による高校の魅力化という目標を学校と地域が共有している。

 職員会議や学校評議員会等において、コミュニティ・スクール導入を目指すという方向性を示している。

 上富良野高校教育振興会によって、組織体制・支援体制が構築されている。

【特徴および期待される効果】

 上富良野高校教育振興会において、同校と町は継続的な支援・協力体制を構築。学校運営協議会の設置によって地域と一体となった学校づくりの一層の推進が期待される。

 学習支援ボランティアや公開授業、外国語による交流会等を通じて、町内の小・中学校との連携や協力体制が確立されている。学校運営協議会の設置によって、社会に開かれた学校づくりを推進するとともに、地域における学習環境の充実など、効果的な教育活動の展開が期待される。

◆常呂高

【学校および地域の状態等】

 北見市常呂自治区(旧常呂町)内の小・中学校へ教員を派遣し、出張授業を実施するとともに、合同で職員研修を行い、自治区内の小・中学校と連携し、12年間を見通したキャリア教育を実践している。

 自治区内すべての小・中学校が学校運営協議会を設置している。

 自治区内唯一の高校。

 市や市教委、学校関係者、農・商・漁業関係者等からなる常呂高校振興協議会を設置し、教育の充実・発展のため、魅力ある学校づくりについて検討している。

 PTA役員会や職員会議等において、学校運営協議会設置の方向性を確認している。

 PTA役員、地域住民等などからなる町内小・中・高の連携推進委員会が活用されており、地域の実情に応じた組織体制・地域体制が構築されている。

【特徴および期待される効果】

 常呂自治区では、校長・教頭小中高連携会議を定期的に開催し、社会全体で子どもを育てる地域とともにある学校づくりを進めている。保護者および地域住民等が学校運営に参画し連携を強めることによって、関係者が一体となった学校教育の充実を図ることが期待される。

 学校関係者や地域住民等からなる常呂高校振興協議会において、教育の充実・発展のための魅力ある学校づくりについて検討している。学校運営協議会の設置によって、地域から学校運営への支援や教育活動への参画・協力を得ることで、地域と一体となった学校づくりの推進が期待される。

◆大樹高

【学校および地域の状態等】

 全校生徒による地域環境整備活動(コスモス・クリーン作戦)や有志生徒による大樹小チャレンジスクールへの学習支援活動等によって、大樹町内の小・中学校や地域等と連携・協力した取組を実施している。

 町内すべての小・中学校が学校運営協議会を設置している。

 町唯一の高校。

 同校と町が目指す教育の共通点を踏まえ、行政職員や産業関係者からなる大樹高校活性化推進協議会において共通目標を掲げている。

 幼保・小・中・高の有機的な連携の強化について、町教委主催事業等で町民へ繰り返し説明を行い、理解・浸透が図られている。

 大樹高校活性化推進事業を活用することで、地域の実情に応じた組織体制・支援体制が構築されている。

【特徴および期待される効果】

 地域の人材や地域資源を活用した“大樹学”によって、地域の学びを通してキャリア教育を育む教育を進めている。学校運営協議会の設置によって地域との連携や協力体制が強化され、教育活動の充実が図られるとともに、学校の魅力化に向けた取組の促進が期待される。

 町内では、小・中・高の管理職員や町教委職員を構成員として月例で開催する学びをつなぐための連絡協議会が組織されている。学校行事をはじめとする小・中・高での連携した教育活動が同校と町で継続的に行われているなど、教科の理念や内容を異校種間で連携していることから、地域との連携を強化することで教育活動の一層の充実が期待される。

◆広尾高

【学校および地域の状態等】

 連携型中高一貫教育校として、広尾町内中学校との連携を深めると同時に、町内小学校や地域等と連携した取組を実践し、中学校だけでなく小学校との「つなぎ」を重複した教育活動を推進している。

 町内すべての小・中学校が学校運営協議会を設置している。

 町唯一の高校。

 地域との共通理解のもと、町中高一貫教育連絡協議会において、実践研究課題や特色ある教育課程の編成の在り方についての研究に取り組んでいる。

 同校職員やPTA役員等が町内等のコミュニティ・スクールの研修会に参加し、その内容を町教委主催行事等で町民へ説明するなど、理解・浸透を図っている。

 中高一貫教育の推進にかかる組織や既存の組織を有効に活用することによって、地域の実情に応じた組織体制・支援体制を構築している。

【特徴および期待される効果】

 「地域の教育力を結集し、広尾の子どもは広尾で育てる」を町と学校との共通目標として、生徒一人ひとりの学力や進路実現などについて、町や町内企業等の地域と連携した取組を実践。高校に学校運営協議会が設置されることで町をはじめとした地域の将来を支える人材育成の取組の一層の充実が期待される。

 連携型中高一貫教育校として、町内の中学校だけでなく小学校とも連携した各種取組を推進する体制ができている。学校運営協議会の設置によって地域等との連携や協力体制が強化され、教育活動の一層の充実が期待される。

◆本別高

【学校および地域の状況等】

 本別町内小・中・高の連携による本別理科教育プロジェクトや小中高合同研修会などを開催することによって小・中学校や地域等と連携・協力した取組を実施している。

 町内すべての小・中学校が学校運営協議会を設置している。

 町唯一の高校。

 特色ある教育活動や部活動の充実、生徒の地域貢献など、学校と地域が共通の課題を認識している。

 職員会議、PTA役員会において学校運営協議会の設置について同意を得ており、町のWebページに校長の学校運営協議会に関する考えを掲載するなどして、町民への周知を図っている。

 町教委と連携を強化するとともに、機動性を重視し、商工会青年部、農協青年部など、既存の組織を有効に活用することで、地域のこれからを担う人材や同校の運営に資する活動に高い意欲をもった人材による体制を構築することができる。

【特徴および期待される効果】

 町内の小・中・高が連携して立ち上げた本別理科教育プロジェクトによって、理科教育の振興を図るなど、地域と連携・協力した教育活動を行ってきている。学校運営協議会の設置によって、地域と連携した教育活動の一層の推進が期待される。

 地域の課題解決や地域の活性化に資するため、総合的な学習(探究)の時間に「とかち創生学」を設置し、地域の特産品の開発や地域課題の解決に向けた研究を行っていることから、学校運営協議会の設置によって、これまで以上に、地域の人的・物的資源を活用した教育活動の充実が図られ、学校の魅力化を推し進めることが期待される。

■道立特別支援学校

◆南幌養護

【学校および地域の状況等】

 知的障がいのある児童生徒に対し、小・中学部および高等部で一貫した個々の教育的ニーズに応じた教育を実施している。

 南幌町内すべての小・中学校が学校運営協議会を設置している。

 町内の企業の協力によって、定期的に企業におけるインターンシップを実施しており、町として学校の教育活動を支援している。

 町の特別支援教育連携会議や障がい者福祉に関する協議会などへの教職員の参画や、パートナー・ティーチャー派遣事業などによって、地域の小・中学校等への支援を進めている。

【特徴および期待される効果】

 町の公共施設や企業における職場体験学習、インターンシップの受入先の拡大を図ることによって、児童生徒の地域における学習活動の機会の拡充が期待される。

 町の行政機関や学校との連携・協働を進めることによって、災害時の福祉避難所の開設や物資の備蓄などにかかわる地域での協力体制の構築が期待される。

 町内の清掃活動や学校行事などの教育活動への地域住民の参画を促すことによって、地域での教育活動をさらに充実させるとともに、教育活動を通じて、地域における障がい者理解の促進が期待される。

◆札幌伏見支援

【学校および地域の状況等】

 知的障がいのある児童生徒に対し、小・中学部および高等部で一貫した個々の教育的ニーズに応じた教育を実施している。

 学校が所在する札幌市中央区伏見地区の公共施設などを活用し、小・中学部の校外学習や高等部の作業体験学習などを実施している。

 地域の企業などにおいて、継続的に就業体験活動を実施し、生徒の働くことへの興味・関心を高めていく、社会自立に向けたキャリア教育を推進している。

 町内会と連携し、地域の行事に生徒が作業学習で製作した製品を提供するなど、地域住民に学校の教育活動への理解を促す取組を行っている。

【特徴および期待される効果】

 学校の教育活動を広く地域に伝えることによって、校外学習先や作業体験学習先の拡充による地域での学習活動の場の広がりが期待される。

 地域の企業などから実習に対するニーズの情報を収集することによって、地元の商店や飲食店で就業体験活動などを行う地域協働活動の拡充が期待される。

 町内会などと意見交換しながら、地域住民の学校祭などの学校行事への参画や同校の児童生徒の地域の行事「もいわ山麓ゆきあかり」への参加の在り方を検討することによって、地域住民との交流機会の拡大や地域における障がい者理解の促進が期待される。

◆白樺高等養護

【学校および地域の状況等】

 知的障がいのある生徒への個々の教育的ニーズに応じた職業教育を実施している。

 北広島市立の小学校9校、中学校7校のうち、小学校1校、中学校1校が学校運営協議会を設置している。

 近隣の小・中学校の特別支援学級との作業学習を通じた合同学習や、高校との学校行事での交流および共同学習を実施するなど、地域の学校と連携した教育活動を推進している。

 学校祭での製品販売会やパーキングエリアなどでの校外における製品販売など、地域の協力を得ながら、作業学習で製作した製品の販売会を定期的に実施し、地域住民への教育活動の理解啓発を行っている。

【特徴および期待される効果】

 地域の商工会との情報交換などによって、卒業後の就労を見通した現場実習先の新規開拓、作業製品販売会の場や機会の拡大など、地域での学習活動の充実が期待される。

 作業学習で利用している地域の公共施設や住宅などの雪かき、花壇づくりなどのボランティア活動などを町内会等に周知することによって、地域への貢献活動の場の拡大や地域住民の教育活動への理解促進が期待される。

 北広島市西部コミュニティ・スクールと連携を密にし、定期的に情報交流や意見交換を行うことによって、小・中学校との協働による教育活動の機会拡大や、防災時の地域の協力体制の構築が期待される。

◆新篠津高等養護

【学校および地域の状況等】

 知的障がいのある生徒への個々の教育的ニーズに応じた職業教育を実施している。

 新篠津村内すべての小・中学校が学校運営協議会を設置している。

 村役場や企業での現場実習のほか、各学科で製作した製品の道の駅および併設施設での販売など、地域の資源を活用した学習活動を継続的に行っている。

 地域の行事への参加や福祉施設での学習成果の発表などを通して、地域住民との交流を行い、教育活動への理解促進を図っている。

【特徴および期待される効果】

 地域の行政機関や企業などとの連携の強化によって、現場実習や製品販売会などの学習活動や地域住民へ学習成果を発表する機会の広がりが期待される。

 村との連携・協働体制についての熟議によって、災害時における生徒の安全やライフラインの確保について、地域での協力関係の構築が期待される。

 地域への貢献を視点として、地域住民から学校の教育活動への意見をもらうことによって、各学科の製品づくりを地域住民に伝える学校開放講座や演劇の地域での上演会など、学校の特色を生かした地域における教育活動の充実が期待される。

◆釧路養護

【学校および地域の状況等】

 知的障がいのある児童生徒に対し、小・中学部および高等部で一貫した個々の教育的ニーズに応じた教育を実施している。

 釧路市立の小学校26校、中学校15校のうち、小学校6校、中学校3校が学校運営協議会を設置している。

 学校周辺の商業施設や運動施設などの地域資源を活用した校外学習を実施し、児童生徒の生活経験の拡大を図りながら、地域における教育活動を推進している。

 近隣の小・中学校の児童生徒や高齢者との交流とともに、公共施設や町内の公園清掃活動など、近隣住民と協働して取り組む教育活動を実施している。

【特徴および期待される効果】

 教育活動の地域住民への理解啓発によって、資源回収ボランティアなどの地域貢献活動の場や現場実習の受入先など、地域における学習活動の拡充が期待される。

 町内会などと意見交換を行うことによって、運動会や学習発表会、寄宿舎祭などの学校行事への参画を促進し、地域住民との連携・協働による教育活動の充実が期待される。

 地域の学校との交流および共同学習や、地域の人材や施設などの地域資源の活用によるふるさと教育の推進が期待される。

◆釧路鶴野支援

【学校および地域の状況等】

 聴覚障がいのある幼児児童生徒への教育を行う幼稚部および小・中学部(聴覚障がい教育部門)と、知的障がいのある生徒への職業教育を行う高等部(知的障がい教育部門)を併設し、個々の教育的ニーズに応じた教育を実施している。

 釧路市立の小学校26校、中学校15校のうち、小学校6校、中学校3校が学校運営協議会を設置している。

 幼稚部、小学部における地域の学校との交流および共同学習や、中学部における職場体験学習、高等部における企業での現場実習など、地域資源を生かした学習活動を実施している。

 地元の有志で組織された釧路鶴野支援学校後援会による学校行事への協力や教育活動の広報への支援を受けながら、教育活動を行っている。

【特徴および期待される効果】

 市教委や企業等との意見交換によって、小・中学部の交流および共同学習の内容の充実や、高等部の現場実習の受入先、卒業後の就労先の拡充が期待される。

 地域人材の情報を収集することによって、作業学習でのゲストティーチャーの活用や高等部生徒向け職業講話など、地域人材を活用した授業の充実が期待される。

 地域住民や行政機関と連携を深めることによって、地域での合同避難訓練の定期的な実施など、地域での災害時の連携・協働体制の構築が期待される。

(道・道教委 2020-04-02付)

その他の記事( 道・道教委)

オールオホーツクで学力向上 要項改正 学習環境充実など3点 ロードマップは評価と関連

 【網走発】オホーツク教育局、オホーツク管内教育委員会協議会教育長部会、オホーツク管内小中学校長会の3者は、管内学力向上支援事業「オールオホーツクで学力向上を!」の実施要項を改正した。学力向...

(2020-04-03)  全て読む

全日制21校で学級減 道立高生徒募集後の扱い 道教委

 道教委は、道立高校における生徒募集後の取扱いについて発表した。募集定員に対して1学級相当以上の欠員のある道立高校全日制課程21校で学級減を行うことを決めた。  道教委は、道立高校における...

(2020-04-03)  全て読む

建議 「これからの産業教育充実方策」 道産審 異分野クロスさせ指導 多様な課題に対応できる能力を

 道教委は、第27期道産業教育審議会(=道産審、岡部善平会長)がまとめた建議「これからの本道産業教育の充実方策について」を公表した。①審議の背景と審議体制および審議経過②地域の産業界との連携...

(2020-04-03)  全て読む

2年度市町村活動支援事業決定―道立図書館 運営相談10市町で実施 新篠津村を重点運営支援

 道立図書館は、令和2年度市町村活動支援事業の実施市町村を決定した。市町村に対し年間を通じて重点的に支援する重点運営支援事業は、新篠津村を対象に実施。市町村の図書館等や教育委員会を訪問し、助...

(2020-04-02)  全て読む

道教委 アクション・プラン改定 業務上限時間を追記 持ち帰り残業は原則行わず

 道教委は3月30日の教育委員会会議で、学校における働き方改革北海道アクション・プランを改定した。時間外在校等時間の上限を1ヵ月で45時間とするなど、業務上限時間の原則を追記。客観的に在校等...

(2020-04-02)  全て読む

さらなる飛躍に期待 道教育実践表彰伝達式 渡島局

道教育実践表彰伝達式坪谷教諭  【函館発】渡島教育局は2月下旬の2日間、道教育実践表彰伝達式を執り行った。五十嵐晋局長(当時)が函館市立八幡小学校、七飯町立七重小学校、函館中部高校を訪問し、3人の教職員に表彰状を伝達した...

(2020-04-01)  全て読む

オホーツク管内教育実践表彰 受賞者の功績

 【網走発】オホーツク管内教育実践表彰における、受賞者の功績概要はつぎのとおり。=敬称略= ◆一般表彰 【学校教育部門】 ▼紋別市立南丘小学校(橋本雄一郎校長、当時)  学校図書館を...

(2020-04-01)  全て読む

2年度小学校外国語等巡回指導教員研 事業の趣旨、内容確認 オホーツク局が説明会開く

小学校外国語等巡回指導教員研  【網走発】オホーツク教育局は3月27日、湧別町文化センターさざ波で令和2年度小学校外国語等巡回指導教員研修事業説明会を開いた。市町村教委担当者、巡回指導教員本務校の管理職、巡回指導教員など...

(2020-04-01)  全て読む

道教委4月1日付事務局人事 主な異動者の略歴

主な異動者の略歴 ▼教育部長兼教育職員監・志田 篤俊(しだ・あつとし)  昭和60年北大卒。平成26年総務部総務課長、27年総務部危機対策局長、29年総務部参与(札幌医科大派遣)、令和元年労働委員会事務局長...

(2020-04-01)  全て読む

道教委の令和2年度事務局人事異動 部長級3ポストで交代 次長級15人、課長級28人異動

道教委の令和2年度執行体制  道教委は、1日付で事務局職員の人事異動を発令した。部長・次長・課長・主幹級合わせて101人が異動。部長級では、教育部長兼教育職員監に志田篤俊労働委員会事務局長、学校教育監に赤間幸人学校教育...

(2020-04-01)  全て読む