対外試合は当面自粛　運動部活動の留意事項　道教委

（コロナウイルス関連 2020-04-09付）

　道教委は６日、運動部活動における活動等の留意事項をまとめた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、３２運動部活動を実施する際の留意事項を記載。集団でのランニングや大きなかけ声を避け、マスク着用を推奨することなどを示している。同日付で留意事項を周知する通知を関係者に発出。各学校における対外試合の当面の自粛を要請した。

　部活動再開に向け、道高体連など各競技団体の協力のもと作成。サッカー、野球など屋外で活動する１２部活動、バスケットボールなど屋内で活動する２０部活動の運動特性に応じた留意事項を示した。

　共通の留意事項では、集団でのランニングや大きなかけ声などの活動を避けること、準備運動や整理運動は一人で行うことなどを記載。

　マスク着用が可能な練習メニューでは着用を推奨し、ない場合はタオルなどを準備して咳エチケットの徹底を図るとした。

　道教委は６日付で通知「学校の再開に伴う部活動の実施について」を各教育局長、道立学校長、市町村教委教育長に発出し、留意事項を周知。

　感染予防徹底のため、５月中旬まで全中学校、高校のスポーツ大会の自粛または延期を関係団体に要請していることを踏まえ、各学校に対外試合の当面の自粛を求めた。

(コロナウイルス関連 2020-04-09付)