今夏の全道大会等中止 感染症拡大防止へ道高体連(コロナウイルス関連 2020-05-07付)
道高校体育連盟(=道高体連)は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から今夏の支部大会と全道大会の中止を決めた。先に決まった全国高校総合体育大会(インターハイ)の中止を受け、4月28日に開いた理事会で決定。理事会後の記者会見で平野雅嗣会長は「生徒、監督、保護者の思いを考えると苦渋の選択だった。選手等の安全・安心を第一に考慮して決断した」との考えを示した。
先に開かれた全国高校体育連盟(=全国高体連)の臨時理事会では、新型コロナウイルスの感染リスクが大きく安全を確保できないことなどから今夏のインターハイ中止を決定。これを受け、道高体連は4月28日に開いた理事会で、今夏の30競技の支部大会、全道大会の中止を決めた。
理事会後の記者会見で平野会長は、新型コロナウイルス感染症の終息に相当な時間がかかることが予想されることを踏まえ、①大会にかかわる会場、競技・移動中、宿泊先において選手・監督・当番校関係者等への安全確保ができないこと②部活動ができない状況で大会が行われた場合、練習不足によるけがや事故について否めないこと③大会期間中、事故やけが、熱中症などが発生した場合、現在の病院の機能が不確定であること④当番開催地域に多くの生徒が訪れることで地域の感染が考えられること―などの観点から中止を決めたことを明かした。
また、「生徒、監督、保護者の思いを考えると苦渋の選択だったが、安全・安心を第一に考えて決断した」との考えを語った。
なお、11月のラグビー、駅伝、来年1~2月のスキー、スケートなどの開催可否については今後、別途協議していくとしている。
(コロナウイルス関連 2020-05-07付)
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