授業動画を配信　苫小牧東高　５月上旬現在で７０本　臨休中の家庭学習充実

（コロナウイルス関連 2020-05-11付）

カメラの前で実際に授業を行って撮影する

【室蘭発】苫小牧東高校（森浩之校長）は、４月２４日から動画共有サイトYouTubeを利用して授業動画を配信している。新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う、臨時休業期間中の家庭学習を充実させるためのもので、生徒は学校のホームページを通して動画を視聴できる。５月上旬現在、約７０本の動画を公開している。

　取組は、道教委が定めた「新型コロナウイルス感染症に対応した臨時休業時における家庭学習支援に関するYouTube等のソーシャルメディアサービス（外部サービス）の利用の手続きについて」に基づき実施している。

　同校は、YouTubeを利用して授業動画を公開。５月上旬現在で、全学年を通して約７０本を配信している。

　生徒は、同校ホームページ上の配信動画一覧を開き、指定のパスワードを入力してＱＲコードを読み取ることで視聴できる。動画の視聴時間は、１本当たり１０～１５分となる。

　実際に動画を視聴した生徒からは「分からないところがあったら繰り返し視聴できるのでよい」「家庭学習の充実につながるので、もっと増やしてほしい」などの声が上がった。

　同校は臨時休業期間の延長に伴い、今後も配信する動画の教科や科目を順次拡大する予定。

(コロナウイルス関連 2020-05-11付)