3月高卒生就職率 道教委まとめ 過去最高の98・1% 9割以上が道内へ 事務など人気(道・道教委 2020-05-21付)
道教委は、道内公立高校における令和2年3月卒業生の就職決定状況をまとめた。就職率は前年度比0・2ポイント増の98・1%。平成21年度以降では、29年度および30年度と並んで過去最高値を記録した。全体の9割以上の生徒が道内に就職。生徒が希望する職業は、事務、生産工程、サービスの順に高く、ここ数年、同様の傾向が続いている。道教委は、本年度から新たに、知事部局と連携し、本道の基幹産業等への関心を高める総合的なインターンシップの実施、職業紹介パンフレットによる基幹産業の魅力を発信していくこととしている。
調査は、道内公立高校・中等教育学校228校を対象に実施。3月末現在で取りまとめ、13日の教育委員会会議で報告した。
就職希望者7697人に対し、7553人の就職が決定。就職率は98・1%で、前年度に比べ0・2ポイント増加した。
各年度の就職率は、近年ほぼ横ばいの状況が続いている。
道内に就職した高卒生は6929人で、全体の91・7%。
内訳は、普通科が42・1%、職業学科が50・3%、その他の学科が7・5%。道外に就職した生徒は、624人で8・3%だった。
職業分類ごとの就職希望者数の推移をみると、生徒が希望する職業は、事務、生産工程、サービスの順に高くなっており、ここ数年同様の傾向となっている。
(道・道教委 2020-05-21付)
その他の記事( 道・道教委)
小中一貫導入状況(札幌市除く) 義務教育学校11校に 一貫型39中学校区 道教委
道教委は、札幌市を除く道内公立学校の小中一貫教育の設置・導入状況(4月現在)をまとめた。義務教育学校は、石狩市立厚田学園など新規を含む10市町村11校と、前年度の6校から2倍近くに増加。小...(2020-05-25) 全て読む
道教委 公立校期限付教員等の欠員 1日時点9人 大幅改善 月末には8管内で解消へ
道教委は、札幌市を除く道内公立学校における期限付・育休代替・産休代替教員の欠員状況をまとめた。5月1日時点での欠員数は小・中学校、特別支援学校で計9人となり、前年度同期と比べ26人減と大幅...(2020-05-25) 全て読む
道教委が公立高校長会議 学校教育の充実目指し コロナ対応など5点要請
道教委は21日、道庁別館と各高校などを遠隔システムでつなぎ、令和2年度公立高校長会議を開いた。小玉俊宏教育長が学校教育の充実に向け「新型コロナウイルス感染症の対応」「児童生徒の資質能力の育...(2020-05-25) 全て読む
経済5団体に雇用促進要請書 新規高卒者の求人確保を 鈴木知事、小玉教育長ら
鈴木直道知事、道教委の小玉俊宏教育長などは20日、札幌市内の経済団体5団体に対して、令和2年度新規学卒者の雇用促進に向けた要請を行った。新型コロナウイルス感染防止の観点から要請書を郵送する...(2020-05-22) 全て読む
道教委 通常学級の特別な支援元年度調査 要支援者1万6004人 連続欠席は中学で11・4%
道教委は、令和元年度「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒等に関する調査」結果をまとめた。校内委員会で特別な教育的支援が必要と判断した幼児児童生徒(以下、要支援者)の人...(2020-05-21) 全て読む
道教委 専門高校フューチャープロジェクト 岩農と札工が指定校に 地域の担い手育成
道教委は、本年度から3ヵ年計画で取り組む「実践的職業教育推進事業専門高校フューチャープロジェクト」の研究指定校を決定した。農業科設置校から岩見沢農業高校、工業科設置校から札幌工業高校を指定...(2020-05-21) 全て読む
2年度石狩管内教育推進の重点 組織運営体制改善・充実を立学校 働き方改革推進へ
石狩教育局の堀本厚局長は、令和2年度管内教育推進の重点(道立学校版)を示した。「社会で活きる力の育成」など6点を掲げ、働き方改革の推進に向けて学校の組織運営体制の改善・充実を図るよう要請し...(2020-05-20) 全て読む
2年度胆振管内教育推進の重点 教育効果高い学校づくりを 小・中校長会議で山上局長説明
【室蘭発】胆振教育局は4月上旬、むろらん広域センタービルで管内公立小・中学校長会議を開いた。山上和弘局長が令和2年度の管内教育推進の重点を説明。推進テーマには、前年度に引き続き「オール胆振...(2020-05-20) 全て読む
2年度宗谷管内教育推進の重点 子どもの未来を保障 6つの柱 15の重点
【稚内発】宗谷教育局の田中賢一局長は、令和2年度の宗谷管内教育推進の重点を示した。本年度の教育推進のテーマは「子どもの未来保障」と設定し、6つの柱と対応する15の重点推進項目を掲げた。具体...(2020-05-19) 全て読む
道教委 新規の小・中・高英語教育支援事業 推進校に雨竜小など 合同研修や地元PR
道教委は、本年度新規事業「小・中・高校英語教育支援事業」における推進校・協力校を決定した。雨竜町立雨竜小学校など推進校46校、滝川高校など協力校12校を指定。各学校におけるCAN―DOリス...(2020-05-19) 全て読む