道教委が公立高校長会議　学校教育の充実目指し　コロナ対応など５点要請

（道・道教委 2020-05-25付）

　道教委は２１日、道庁別館と各高校などを遠隔システムでつなぎ、令和２年度公立高校長会議を開いた。小玉俊宏教育長が学校教育の充実に向け「新型コロナウイルス感染症の対応」「児童生徒の資質能力の育成」など５点を要請。また、各担当局長が所管事項を説明した。

　本年度会議は、新型コロナウイルス感染防止のため、道庁別館と各高校、教育局などを遠隔システムでつなぎ実施。道立・市町村立の高校長約２３０人が出席した。

　開会に当たり、小玉教育長があいさつ。学校教育の充実に向け、①新型コロナウイルス感染症の対応②児童生徒の資質能力の育成③特別支援教育の充実④学校における働き方改革⑤信頼される学校づくり―の５点について要請。

　うち、新型コロナウイルス感染症の対応に関しては、今後も、感染および感染拡大リスクを低減させながら、週ごとに登校回数を増やすなど段階的に学校の教育活動を再開するための準備を進めるよう求めた。

　なお、２８日には、同様の内容で特別支援学校長を対象とした特別支援学校長会議を開催する。

(道・道教委 2020-05-25付)