釧路管内小・中の分散登校状況　全面再開へ準備進む　釧路市は１日おきに登校

（コロナウイルス関連 2020-05-25付）

　【釧路発】釧路管内８市町村の公立小・中学校における分散登校の状況がまとまった。釧路市では１８日から開始し、１日おきに登校と家庭学習を繰り返している。また、弟子屈町では、すべての登校日に給食を提供するなど、各自治体が全面再開に向けて着々と準備を進めている。

　各市町村の状況はつぎのとおり。

▼釧路市

　１８日から２９日までの平日を登校日に設定。児童生徒数が多い場合は２グループに分け、各グループが１日おきに登校と家庭学習を繰り返す。最初の２日間は４時間授業。３日目からは６時間で行う。給食は提供する。

▼釧路町

　１８日から２９日までの平日を登校日に設定。４時間授業で給食を提供している。児童生徒数の規模によっては２グループに分け、午前と午後に登校させている。各学年で５回程度登校する。

▼厚岸町

　２５日から２９日までを登校日に設定。４時間授業で給食を提供。各学年で２回程度登校する。

▼浜中町

　１１日、２０日、２２日、２５日、２７日、２９日で５回登校。３時間授業で給食はない。児童生徒数が多い学校は１１日から２９日の間、２グループに分けるなど５回登校させる。

▼標茶町

　児童数の多い標茶小学校は２グループに分け、１９日から２２日の４日間の間、２回、それ以外の学校は２１・２２日に登校させた。３時間授業で給食は提供しなかった。２６、２８、２９日は、４時間授業で給食を提供。中学校は２９日のみ６時間授業とする。

▼弟子屈町

　７日から２９日までの平日を登校日に設定。小学６年生と中学３年生は６回。それ以外は５回登校させる。すべての登校日に給食を提供。臨時休業期間を経たため、学校に慣れるため、７・８日は授業時間を１、２時間でスタート。１１日の週から授業時間を３、４時間としたほか、２５日の週からは５、６時間で実施する。

▼鶴居村

　８、１３、１８、２０、２２日について３時間授業、給食なしで分散登校を開始。２５日、２７日、２９日は通常どおりの日程で、給食も提供する。

▼白糠町

　小学校は、１４、１５日を登校日設定。児童数が多い学校は２グループに分け、４時間授業で給食を提供した。１８日から２９日までは１週間に２回程度の登校日を設定。４時間授業で給食も提供する。中学校は、１１日の週は２回、１８日の週と２５日の週に４回登校日を設定。４時間授業で給食も提供する。

(コロナウイルス関連 2020-05-25付)