院生が心のケアに対応　道教育大札幌中が電話相談窓口開設

（コロナウイルス関連 2020-05-27付）

　道教育大学附属札幌中学校（萬谷隆一校長）は、生徒の心のケアとして電話相談窓口「附属中おしゃべりほっとライン」を開設した。相談員は道教育大の大学院生が担当。心の健康に関するアンケートを実施しストレス状況を把握するなど、生徒たちの心のケアに努めている。

　ホットラインは、同校の生徒専用の電話相談窓口。新型コロナウイルスによる臨時休業が続いている中、生徒の心のケアのため開設した。相談員は、道教育大でカウンセリングのトレーニングを受けている大学院生が務める。５月中の火・木・金・土曜日、午後３～７時まで相談を受け付けている。

　併せて、心の健康に関するアンケートをホームページに掲載。回答は任意で、質問項目は「きょうはどのような気分か」「学校の先生と連絡をとりたいと思うときがあるか」「相談するならどんな方法がよいか」などとなっている。アンケートは、生徒が臨時休業期間中何に困っているのかを体系的にとらえ、学校再開後に心のケアや指導に役立てることとしている。

(コロナウイルス関連 2020-05-27付)