日本旅行業協会が手引き 修学旅行実施方針示す 出発前の健康観察等求め(コロナウイルス関連 2020-06-10付)
日本旅行業協会は、『旅行関連業における新型コロナウイルス対応ガイドラインに基づく国内修学旅行の手引き(第1版)』を作成した。食事・入浴・就寝以外でのマスク着用の励行など、修学旅行実施に当たっての方針を記載。児童生徒・教職員側の対策として、旅行中の感染防止対策の事前指導、家族も含めた出発前の健康観察などを求めている。
手引は、日本修学旅行協会、全国修学旅行研究協会の協力を受けて作成したもの。飛沫感染、接触感染のリスクに応じた対策を検討し、飛沫感染は換気の状況を考慮して人と人の距離をどの程度確保できるか評価。接触感染は他者と共有する物品や手を触れる場所の頻度を特定し、対策を講じている。
団体行動中は可能な限り人と人との距離をとること、消毒設備の設置・整備を事前に各所に依頼すること、食事・入浴・就寝以外はマスクの着用を励行することなど、具体的な感染防止対策を記載。
児童生徒、教職員向けの対策として、旅行中の感染防止対策(手洗いや咳エチケット、乗車中、食事中や大浴場利用中の会話を控えるなど)の事前指導、対策の実行への協力を要請。出発前の児童生徒の健康観察の徹底、旅行中の定期的な検温の実施、体調不良者への特段の配慮などを挙げている。
文部科学省は4日付で、各都道府県・指定都市教委担当課に手引きに関する通知を発出。手引きを参考に旅行事業者と連携し、感染症対策の徹底に努めるよう呼びかけている。
(コロナウイルス関連 2020-06-10付)
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