小・中に消毒用ジェル　豊富町へ建設協会が寄贈

（コロナウイルス関連 2020-06-12付）

目録を受け取る河田町長（右から３人目）と佐々木会長（同４人目）

　【稚内発】豊富建設業協会（佐々木淳会長）は９日、豊富町に対し、町内の保育園、小・中学校で活用してほしいと消毒用アルコールジェル１２０本などを寄贈した。役場庁舎で執り行われた贈呈式で、佐々木会長が河田誠一町長に目録を手渡した。

　豊富建協は、日ごろから世話になっている町への恩返しとして、新型コロナウイルスの流行で品薄となっている消毒用アルコールジェル１２０本と、飛沫感染を防止するアクリル板２１枚を寄贈することとした。

　９日、役場庁舎で執り行われた贈呈式には、河田町長や岡本誠也教育長らが出席。佐々木会長が河田町長に目録を手渡した。

　河田町長は「新型コロナウイルス感染の第２波が懸念される中、建設協会の高い志は大変ありがたい。しっかりと活用し、感染予防に努めていく」と述べた。

　寄贈されたアルコールジェルは町内の保育園や小・中学校に配布される。また、アクリル板は役場の窓口などに設置される。

　佐々木会長は「日ごろから世話になっている町のため、会員全員で話し合い寄贈を決めた。町民の皆さんに少しでも役立ててもらいたい」と話していた。

(コロナウイルス関連 2020-06-12付)