札幌養護共栄分校の児童生徒　マスク寄贈等に感謝　心を込めて礼状作成

（コロナウイルス関連 2020-06-23付）

メッセージのほか、花に見立てた紙を貼った

　札幌養護学校（佐々木誉之校長）共栄分校の児童生徒２２人は、マスクや菓子の寄贈を受けた各企業などに対する礼状作成に取り組んでいる。６月からパソコンを使用して手紙のメッセージを入力したほか、花に見立てた紙を貼るなど、児童生徒一人ひとりが心を込めて作業に当たっている。

　同校は、新型コロナウイルス感染症による臨時休業期間中に、台湾（日華議員懇談会）からマスクを、石屋製菓㈱など各企業からマスクや菓子を受け取った。

　企業などに感謝の気持ちを伝えるため、礼状を作成することとした。

　６月から取組をスタート。台湾の言葉や場所、企業の概要などの説明を受けた上で児童生徒一人ひとりが心を込めて礼状を作成した。

　パソコンを使用して感謝の気持ちを伝えるメッセージを入力。また、「多謝的面具」「多謝台湾！」など中国語のメッセージを添えたほか、花に見立てた紙も貼った。

　指導に当たった佐々木敦教諭は企業などからの支援にふれ「子どもたちと一緒に感謝の気持ちを込めて作成した」と話した。

　完成した礼状は、今後各企業などに送付する。

(コロナウイルス関連 2020-06-23付)