西当別中 こころの授業 安心できる相手に話して コロナ不安への対処法など(コロナウイルス関連 2020-06-25付)
ウイルス感染防止のためクラスごとに実施した
当別町立西当別中学校(大浦浩校長)は6月上旬の2日間、同校でスクールカウンセラー(SC)の大西祐子さんによるこころの授業を行った。「こころの疲れと回復」をテーマに、新型コロナウイルス感染症にかかわる不安への対処法などを紹介。不安を感じたら、一人で抱え込まず、安心できる相手に打ち明けるよう伝えた。
臨時休業期間中に生徒が新型コロナウイルスに対する不安などを抱えていることから、同校は学校再開後の6月上旬の2日間にわたって、SCによるこころの授業を開催。全校生徒131人を対象に「特別の教科 道徳」の授業の一環として行った。新型コロナウイルス感染防止のため集会形式ではなく、クラスごとに実施した。
はじめに、大西さんが本時のテーマとして「こころの疲れと回復」を提示。新型コロナウイルス感染症によって生活に様々な変化が生じたことについて、変化に直面するとストレスを感じることや、身体が疲れるように心も疲れることを伝えた。
また、不安について、非常時・緊急時における自然な反応であるとし、「今の状況では、大人も子どもも不安を感じていて当たり前」と強調。不安への対処法として、身体をリラックスさせるほか、不安を一人で抱え込まず、安心できる相手に話すよう呼びかけた。
このあと、リラクゼーションの方法として、簡単な呼吸法の指導を行った。
(コロナウイルス関連 2020-06-25付)
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