道高校長協会石狩支部第２回研究協議会　見学旅行　多くが来年に　授業時数確保へ祝日活用

（コロナウイルス関連 2020-06-25付）

新型コロナウイルス感染症対応策を話し合った

　道高校長協会石狩支部（田尻勝敏会長）は１８日、有朋高校で第２回研究協議会を開いた。管内の道・市・私立高校長など５４人が参加。新型コロナウイルス感染症にかかわる各校の対応策として、見学旅行の来年１～３月への延期や、授業時数確保のため土曜日・祝日の活用など様々な情報を交換した。

　冒頭、田尻会長があいさつ。石狩管内で新型コロナウイルス感染症の罹患者が多いことにふれ、各学校の対応策や困り事など活発な情報共有を呼びかけた。

　続いて、札幌中税務署、道経済部労働政策局産業人材課、石狩振興局産業振興部林務課の担当者が租税教室の概要などを伝えた。

　議事に移り、道高校長協会第２回支部長・理事合同研究協議会の内容について報告した。

　協議に移り、支部校長研修会を、１２月１７日にホテルライフォート札幌で開き、メンタルヘルスに関する講話を行うことを決めた。

　また、新型コロナウイルス感染症に伴う対応について情報交換。各校からは、学校祭、体育祭は多くの学校が中止または延期とし、見学旅行は来年１～３月に延期とする報告が多く挙がった。

　授業時数を確保するため、土曜日・祝日・開校記念日の活用や、夏季・冬季休業の短縮を検討しているとの取組を報告した。

(コロナウイルス関連 2020-06-25付)